Friday, 1 September 2017

白木山 (Shiraki Yama) (889.3m)

2017 8月27日(日)       (今回は高木さんの執筆です)

中国地方5県降水確率0%の天気予報  登山日和!!
山の会として 4年ぶりの 白木山です。

いつもより少し早い7:30集合
今回 Kさんのうんちくを借りれば”きょうようときょういく”の人多く
参加者6名(M4 W2)。

Mさん現地集合のため広島発は5人 狭いけど車1台での出発とする
白木山登山口の掲示板
山陽道 五日市IC広島東IC経由で ふれ愛ファーム白木山に予定どうり 8:15着 Mさんと合流。
すでに前の道路は車がいっぱい 皆さん朝が早いですね。

仰ぎ見るも白木山は奥に隠れて見えず、道なりに歩いて 8:40登山口 案内板あり
山頂まで3.2km(2時間) 山頂から上深川7.3km(3時間)とある

白木山889.3m この看板はカラフルでわかりやすい

さてここから 標高差約800m 険しいといわれる白木山
覚悟を決めて上りましょうかー 水を多めにリュックが重い。

早速階段から始まる急登です1~9合目までお地蔵さんがいらっしゃいます。
2合目(馬の背,馬頭観音)
それぞれ名前がつけられています。 
2合目(馬の背,馬頭観音)3合目(獅子の門)等
3合目(獅子の門)


 2合目まで25分 そこから5分 右手の洞窟の中にお地蔵さんを祀った穴地蔵さんを覗いてみる。 
洞窟の中に穴地蔵さん 陰で私たちを見守っておられます
10分ぐらい登ったところに少し見晴らしのある休憩ポイント、
そのつど休憩します。

木立の中を登るので木漏れ日の感じで 直射日光は当たらない
そよ風もそこそこ吹いて 前月の窓が山の蒸し風呂のような暑さでないのは助かりました。

ゴロゴロした石の道 登り応えのある急坂が続きます 息が切れます。
道は険しいけど お地蔵さんが応援
下ってくる方がたくさんおられます みなさん朝早い 山慣れした感じの夫婦の方に尋ねると 6時に上がり始め9時に下に着くペースとの事でした。

鬼が城山のあたり
9:50 4合目です 左巻き道の分岐あり (ここから上は石ころの道を避けるためか所々巻き平行道がある)少しゆるやかな坂になり5分で5合目に着きました。 やっと半分!?

5合目は少し開けており 
左に鬼が城山、正面の樹上に白木山の鉄塔、頂上が見える。
ここからしばらく平坦で快適な登山道を進み一息つくが またごろごろした石ころの道になりまっすぐな急坂 えんやこら~やっとこさ ひたすら登る。そろそろ脚が上がらなくなりそうなところで 10:30 8合目手前の水場広場到着です。
やったぁーと思いきや水が出ていない!え!!
(前回はジャブジャブ流れていて飲んで顔洗って生き返り天国の水の記憶)

水を求めて水源のほうの巻き道を長いホースを横に見て進む 水源のところ申し訳程度に清水がちょろちょろ それでもボトルに受けて飲むと冷たくてうまい!
両サイド谷で豪華な稜線の山道 白木山プロムナード

8合目迂回となって9合目で本線に合流 最後の急登 山頂までひたすら続く11:10 山頂到着です。

山頂は広々した芝生 鉄塔と小さな鳥居と神社があり 360度の眺望  抜群です。
山々の連なり 中国山地 猫山や道後山など 可部の町並みから堂床山 

冠山など望めたが 残念ながら 霞がかっていて大山や四国石鎚の山々は望めなかった。
白木山山頂、今座っているグリーンの芝は、私有地ですが、山頂とは思えない。後方に祠と電波塔が見える

山頂は日陰なし わずかな木陰の下で待望の昼食と集合写真を撮ってもらってくつろぐ。

上深川の方へ下りる案も計画されていましたが(1時間以上歩行時間長い)
ピストンで白木山駅へ下りることに異論なく
ちょっと食べられそうにない美キノコ
12:05 ごろごろした石の道を折り返し下ります。

その険しさから トレーニングの山としても知られる白木山ですが
今回 アルプス対策用の頭までのリュックを背負った方は見かけませんでした。が 鉄人はいました 20㎞走って来て 走って上り下り その上又20㎞走って帰るという若者がいました。他 4~5人 走って上り下りする若者あり(かなわない~)。

 今日は日曜 若き山ボーイ、山ガールさんもぼつぼつ見られました。 中には 雑誌の表紙に出てくるモデルさんかと思うほどの 25~30歳くらいの美形の山ガール なぜかお一人のようでしたが 山道の横に立っておられ 我々はすれちがいさま挨拶を交わし しばらく進んで それぞれが誰ともなく「今のは きれいじゃったのー」で意見が一致しました。 今日はなんか 得をしたようです。

急坂の石ころの道を無事予定どうり 14:15 ふれ愛ファーム白木山へ下り 15:20 広島着しました。

Wednesday, 2 August 2017

窓ヶ山 (Madoga Yama) キレットは風の通り道

今日の山は、広島市の沼田町と五日市町の境に位置する窓ヶ山です。美しいキレットを持つ山として知られており、この会としてはずいぶん久しぶりに訪れることになりますが、風の通り道となるキレットでのさわやかな涼風が強く印象に残っています。天候は曇りですが、雨は心配しなくてよさそうです。参加者は10名(男6、女4)。

県道41号を魚切に向かい、上河内運動広場の下に駐車、魚切登山口に進みます。堂ヶ原川に架かる橋の辺りから見上げると、頂上付近はほとんどガスに覆われていました。赤い帽子の男の子が指さす「窓ヶ山登山案内図」がある登山口に来ました。大きな砂防堰堤が見えています。
窓ヶ山登山案内板

西コース登山口
登山道には西コースと東コースがありますが、車道を少し上がったところにある案内板に従って左に入り、西コースを登ります。深くえぐれた登山道で、いきなりの急坂をしばらく上ると落葉の積もった木のベンチがありました。
この辺りから木の階段が始まりますが、かなりの段差のところもあり厳しい急坂が続きます。木々に囲まれて薄暗く、風が全くないのでとても蒸し暑い。


落ち葉の積もった木のベンチ、急坂の一服・・

頂上へ1000m標識を過ぎ、林の中の展望のない道をまだかまだかとあえぎながら登ります。7合目を過ぎると少しずつ空が見えるようになり、やや明るくなってきました。
頂上へ100m標識を過ぎると左手に大きな岩が立っています。目立つ岩で展望も良さそうだが、上がってみるとガスで何も見えません。
大きい岩が直立
ここから少し上ると主稜線に出ます。案内標識に窓ヶ山まで50mとあります。ガスがかかった道を一旦少し下り、登り返して大岩の間を抜けると西峰の山頂に出ました。
三角点が置かれた山頂からは、目の前に市街地と瀬戸内海が展開するはずですが、今日は真っ白、いやグレーか。全く何も見えません。

休憩後、東峰に向かって岩を下り「憩いの森」方向に進みます。すぐに「祈願成就 首なし・地蔵尊」の案内板が立ち、祠があります。
祈願成就 首なし・地蔵尊の祠


 祠分岐から下るとすぐに「おんな岩」です。西峰以上の素晴らしい景観が広がるはずのこの大岩に立っても全く同じ真っ白です。
おんな岩から滑りやすい道を下り、「遠藤小祠」から5分ぐらいで窓ヶ山の名前の元になったと云われる鞍部のキレットに着きました。窓が山の象徴であるこのキレットに立つと、あの印象的な涼風が今日も同じように吹いていました。今日は、数々の展望地からの美しい景観を楽しむことはできませんが、はっきりと記憶に残っているこの涼風は、間違いなく窓ヶ山だと感じさせてくれました。


おんな岩
キレットからはまた登りになり、鎖の架かる岩場をすぎると東峰山頂です。展望は期待していないので、予定を早めてここで楽しい弁当タイムにしました。来月の日程や9月に予定している立山の話などをした後、「窓ヶ山憩いの森」に向かいます。憩いの森まで行って引き返し、東ルートで下山するとこにしました。

東峰から10分ほど下ったところには「7合目展望岩」がありますが、ここはスルーしてさらに下っていき、案内標識に従って左折して中央登山道に入ります。休憩東屋を過ぎた辺りまで下ったところで、憩いの森まで行く組とここで待っている組に分かれ、憩いの森組はヒノキの林の中をさらに下ります。しかし、どこで失敗したのか憩いの森への道を見つけられません。あきらめて引き返し、東屋で待っていた組と合流して東コース分岐まで登り返しました。

 ここから東コースで下山、初めての道です。五日市(魚切)方面の標識に従って、左が急斜面の細い道に取り付きます。すぐ高い段差で斜面におりて急な坂道を下ります。
 道ははっきりしていますが、急傾斜な山道は落葉も積もって滑りやすく注意が必要です。
尾根沿いの道を30分ほど下っていくと右手から沢の音が聞こえてきて、水音はだんだんと大きくなります。覗いてみると滝が見えます。左右両側が切れ落ちた尾根道を下っていくと沢に出会いました。「水晶谷の二俣」という場所だそうです。冷たい水で汗をぬぐいました。

  ここからは沢沿いに歩きます。基本的には沢の右手を歩きますが、丸太の橋を渡ったり倒木を踏み越えたり、場所によっては沢の中を歩いたりして沢の左右を歩きます。二俣から20分ぐらいで河原に出て平坦な道になりました。平坦になった道を10分ほど歩き、長く伸びた草の中を抜けるとコンクリート橋の袂に出てきました。橋を渡って舗装路を下ると魚切西コース登山口です。出発時に頂上を見上げた橋から振り返ると、きれいなキレットが確認できました。


本日のコースを確認

この魚切東コースは、下山口の河内地区が平成11年6月の豪雨により大きな被害を受け、登山道も土石流により崩壊し長く通行止めになっていたそうです。水晶谷の二俣からの沢沿いの道にはやや不明瞭な箇所があり、沢を左右に渡ったり沢の中を歩いたりするところもあるので、ゲリラ豪雨が頻発する昨今では、不安定な天候の時は気を付けなければならないと思いました。

 今回の窓ケ山は、景観、眺望からは全く無縁だったため、キレットの涼風と東コースの沢歩きだけが印象に残りました。憩いの森に行けなかったこと、また東コースの状況について、事前の情報収集が足りなかったことを反省しています。



Saturday, 3 June 2017

臥龍山 (Garyuuzan)(刈尾山)に登る

増田さんからの投稿です
 2017年5月28日(日)絵に描いたような青空に9名(男6名、女3名)の仲間は笑顔でいっぱい。山の高さも1223.4と弾んでいる。湿原で有名な八幡高原を麓に抱えるブナの原生林 臥龍山に向かって出発 臥龍山麓八幡原公園駐車場に9時半到着です。

入母屋造りの民家がお出迎え
 いいところやねー 広々とした駐車場は緑に囲まれ 入母屋造りの建物は、
温かい歓迎ムード。トイレ 体操を済ませ 熊除け鈴をつけて千町原登山口まで散策コース。鈴の音は チリーンチリーン リンリン ガラガラ 多種多音 
熊は土下座して見送ることでしょう。

 千町原の看板を右に見て左に湿原のカキツバタの群生と木橋と1人のカメラマン 
しばらくして牧野富太郎博士の顕彰碑と調査隊の写真が目に入る。

有名な植物学者、牧野富太郎博士の顕彰碑
 香口さんのお父さんの写真は見あたらないので、たぶん深入山担当だったかもしれない。
 1週間後カキツバタ(燕子花)祭りがあるそうだ。29日中国新聞朝刊に掲載されていました。


カキツバタ(燕子花)の紫が美しい
5分ほど歩いて、きれいに区画された田んぼがありそこを左に入り、登山口に向かうと
少し登りになった雑木林に入るあたりから、西の軽井沢の雰囲気が広がってきます。
爽やかな風が木々の林を抜けていく



しばらくは、緑の林の中の舗装道路をてくてくと
 自分は軽井沢に行ったことはないのであくまでも想像ですが^^相変わらず舗装道路を歩き続けても、以外と心地よいのは 自然林と落葉樹木のおかげでしょうか 薄緑 黄緑 若緑 と緑がわかい 木の肌も若そう 木の種類も増え、カエルが鳴き 蝶の種類も多いそう。
 高木さんがアカショウビンの声が聞こえたらいいけど~と教えてくれた。
今までその鳥は知らなかった。翡翠の青に対して赤 火の鳥の異名を持つとのこと 登山口から1時間ほどで菅原林道出会に着きました。聖湖キャンプ場ルートとの交差地点です。時刻は11時10分でした。
先頭は誰れ?ゆっくり行ってよ!
 いよいよ舗装道から登山道に入ります。本来の登山です 植物をゆっくり眺めている
余裕はありません ヘイコラ ヘイヘイ  ヘイコラ ホ~

おやー シャクナゲ発見 と思いきや ユズリハのようでした。
 よく似ているなー
登山道歩くこと30分 顔のあたりを虫が飛び回っています
虫よけネットをつけた夫婦登山客に会いました。
そして 展望地に到着です。
大岩の絶景、遠く南方に、前回登った安芸冠山が見えるかな?
 大岩に登れない人は絶景を拝むことができません。
高所が嫌いな自分はアウト。
頂上は目前 力を振り絞りゴー 
1等三角点 臥龍山 1223.4M
 予定より10分早く到達 さすがに明日山会のメンバー、ビシーと締めました
展望は望めませんが 立派な朴木に黄色の花が咲いています。
先着の登山客にシャッターをお願いして 食事の時間となりました。
臥龍山の山頂(1223.4mh)にて

雪霊水と呼ばれるブナの森の雫、美味しい!
 十分な休憩をとり下山開始 すぐにブナの森の雫 雪霊水を頂戴つかまつる。
冷たいけど味はわからない しかしながら 体が清浄化されたような感じがいたします。


 雪霊水広場からいよいよブナの原生林の中に突入、ここが樹齢200年以上のブナの巨木が立ち並ぶ
ブナの林を進む、巨木があちらこちらに・・我々を圧倒する
 臥竜山の主舞台 これでもかこれでもかと姿を現す森の巨人 今が我が天下と誇る
成木 立ち枯れてもなお一部若枝を持つ老木 水を体に貯めて森を守る守護神なのでしょう
 ブナの巨木に圧倒されながらも麓に下りて来ました。 白い花を体中に纏った木が気になる。 この木なんの木気になる木 わからない場合は (なんじゃもんじゃの木)と
呼んだらいいそうな^
「なんじゃもんもんじゃの木」と命名
 そして千町原登山口に到着 回りを見渡せば 踏破した臥龍の山 スキーの山 風車の山 いずれもなだらかな穏やかな山たちである。
千町原付近には、オレンジの山ツツジが色を添える
 駐車場を目指して帰る途中 太く柔らかいワラビが頭を出している 皆様の好意で29日の食卓にワラビ飯としてのぼることとなりました。ごちそうさまです

八幡原公園駐車場到着2時過ぎ 犬が円盤を追いかけ主人と戯れていました
そんな高原風景とマッチする場所です ファミリー良し グループ良し おすすめの山でした。


追記
燕子花 菖蒲 花菖蒲 の違いは広島市植物公園を訪れると親切にわかりやすく
説明してくれますよ   また なんじゃもんじゃの木 も聞いてみてください。
お疲れ様でした。

Wednesday, 17 May 2017

新緑の 安芸(吉和)冠山 (Aki Kannmuri Yama)

                           今回は山根さんの寄稿です
平成29年5月14日(日曜日)
今月5月は2回の山歩きが予定されており、今日は広島県で二番目の標高を誇る安芸(吉和)冠山(1,399m)に挑戦しました。
参加者は紅一点のSさんを入れて六人となり、4月同様、少人数です。

2台の車に分乗し、廿日市市の“宮内”から県道30号線を西進し、“栗栖”で突き当たった国道186号線に乗り、新緑鮮やかな小瀬川沿いを、“吉和”に向かってくねくねと北上。
 登山口のある潮原温泉には、ほぼ予定どおりの9時過ぎに到着しました。

 この頃になると、朝の内少しだけあった浮雲もかき消え、黄砂で霞むこともなく晴れ上がりました。まさに日本晴。我が山の会の精鋭?たちが県下有数の秀峰に挑むには、恰好の日和となりました。

左側の鉄の橋を渡って出発
 今回は、冠高原からの「松の木コース」、そして汐谷川沿いの「潮原コース」の縦走ではなく、後者の「行って来い」だけのオーソドックスなルートでした。

 車をスタート地点となる鉄橋の脇に停め、9時半頃、白い飛沫を上げて流れ落ちる汐谷川沿いを登り始めました。
 杉木立の中を、山の冷気に包まれ、しばらくは汗を掻くこともなく歩く。気になったのは、いつかの豪雨の爪痕だろうか、根こそぎ倒れた杉の木の多さでした。
汐谷川のせせらぎを楽しみながら杉林を進む

丸太の小橋を何度か渡って、時に左岸を、主に右岸沿いを30分強進むと、ちょうど植生が杉の植林からブナの原生林に変わる辺りに、赤く『工事中』と書かれた黄色の看板が、木漏れ陽の立木に立て掛けてありました。

数年前に単独で登った時に、ブルドーザーがけたたましく動き回っていた光景を思い出しました。やれやれ、またこんな処まで林道かいな?!
その少し先に、白いガードレールも鮮やかな道路の土手には、十数段の丸太の階段が掛けられていました。登山道は途中で見事に分断され、立派な林道が左から右へと走っていました。ああっ、なんたることか!
ただ、林道の上の新緑に映える蒼天と、林道が舗装ではない砂利道だったことが、唯一の救いでした。
新緑が眩しい!その前方には・・・

気を取り直して進んだ登山道は、やがて、石ころの多い歩き難い道となり、最後の“せせらぎ”を飛び石伝いに渡ると、いつしか涼しげな瀬音も聞こえなくなっていました。

10時半前だったでしょうか、先頭を歩く私の背後から女性独りの登山者が現れました。尋ねると、廿日市市の“宮内”から来たとのこと。私の住まいの近所でした。
それから、さらに数分歩き、三本の天然杉が目印のクロソン分岐に至りました。

彼女は、右に、冠山山頂にまっすぐ通じる道を進み(後に頂上で再会し、集合写真のシャッターを頼むことになります)、私たちは左に、迂回してクロソン岩に至る急登の道に挑みました。

そびえ立つクロソン岩を下から撮影
喘ぎ喘ぎ、登ること10分。11時47分にはクロソン岩に到達。汗を拭き拭き、見上げると、未だ繁りきらぬ若葉を日傘にして、思わせ振りな面構えの巨岩が青空にスックと屹立していました。

その巨岩を左に廻った先で、集合写真を撮りました。蛇足ですが、クロソン岩の表記は、「クルソン岩」、「狗留孫仏岩」、「黒尊岩」などがありますが、正しくは「クロソン岩」だと、ある本に載っていました。
クロソン岩を迂回したところで

10分ほど休んだ後、クマザサの道を、数度のアップダウンを繰り返し、11時23分には、頂上への登山道に戻る「出合」に至りました。
クロソン岩から出会へ、緑の林に囲まれた道を気持ち良く進む。
そこから5分ばかり快適な道を登ると、その後、いよいよ本格的な上りが続きます。ブナやミズナラの原生林の中の登山道は、巨木の張った根っ子と石ころとが、幾度となく重い足を引っ張ります。

「出合」より38分、12時01分にやっと頂上に到着です。頂上は、立木で遮られ視界が開けていません。記念の集合写真を撮ってから、少し北へ行った懸崖で、楽しみな昼食を摂ることにしました。
冠山1339mに登頂 

そこには、1300m超の十方山(1319m)、恐羅漢山(1346m)等々が連なる芸北の山群を望む大パノラマが広がっていました。まさに山登りの醍醐味です!
冠山の冠の先端に当る絶壁からの大展望、中央に恐羅漢山、やや右手に十方山
下山の際、島根県“吉賀”出身だと言う、気の良さそうな大阪在住のオッサンが、話しかけてきました。聞くところによると、テントをかついで奈良や和歌山の山々をよく単独行するとのこと。会話の中の、「ドロカワオンセン」、「テンカワムラ」等の言葉に、3年前の『大台ケ原~大峰山』への遠征を懐かしく思い出しました。

13時、下山です。下りは、クロソン岩への迂回路は通らず、「出合」を左に進むルートです。「出合」からクロソン分岐までは、約25分。途中、太田川の源流が始まる、深い山の風情が漂うブナ林帯を下ります。

13時53分、登山道を横切る林道に到着。後続を待っていると、紅一点のS女史から、やっと見つけた「ハナイカダ」だと言って、葉の上に船頭の立つ葉っぱを見せてくれました。昨年、三瓶山のサヒメルの学芸員の方に教えて貰ったヤツです。

ハナイカダだ!葉を筏に見たてて、その上に花といってもツボミ 
そこから、汐谷川沿いを下ること40分、14時33分にスタート地点の鉄橋に戻りました。
 
ここで、植物博士のKさんから、この辺の草木について一言。
タラの木(木にトゲがある)

「ハナイカダがあった付近から、少し下がった林道と登山道が交わるところに、タラの木とハゼの木が、なぜか、同じ場所に並んで生えておりました。
どちらの木も、同じような形をした新芽がついて、その新芽どうしでは、見た目ちょっと見分けがつきにくいようです。
タラの芽は山菜の中でも特に重宝されるものですが、良く似たハゼの芽と間違いやすいので注意が必要です。

ハゼの木
ハゼも新芽は食べられるとのことですが、ハゼの下を通っただけで、かぶれる人もいるくらいですから食べないのが安全です。タラは木にトゲがあり、ハゼはつるりとしていますし、ハゼの葉柄は赤いので見分けはつくと思います。」



約4時間の歩行でしたが、抜群の天気のせいか、誰からも、「しんどかった」との言葉は出ませんでした。
帰路、大型バイクのツーリストたちで賑わう“スパ羅漢”でアイスクリームを楽しみ、出発地点の商工センターに帰ったのは、16時20分でした。
尚、文中、○時○分となっている箇所は、終始先頭にあった私の撮影したカメラの記録によるものです。

皆さん、お疲れ様でした。次回の臥龍山行きも好天に恵まれるよう祈っております。