Friday, 1 November 2024

日野山(火野山)HINOYAMA) 705.4m (広島県) 

                                                     このたびは高木さんの就筆です。

2024年10月27日くもり 気温20~22度 山登り日より(2~3日前は雨予報だった)

日野山は旧大朝町と千代田町の境に位置し、(火野山、火山、日山)などとも称される。

戦国に吉川興経のあとを継いだ吉川元春により築かれた大規模な山城=日山城(ひのやまじょう)があり、寺院跡も多く歴史的に貴重とのことである。

日山城跡案内版

吉川元春のあとの吉川広家は秀吉の命により、出雲富田城に移り、その富田城は月山と呼ばれ、日山と対をなしている。

今回の参加者は6人(M3 W3)+1人(Kさんの高2のお孫さん参加)=計7名

 8:25 広島を出て 中国道千代田🆋からR261を大朝方面に向かうと、中山峠のあたり左に日山城跡の案内板があり、坂を少し上がると3~4台置ける駐車場があった。簡易トイレが1台あったが使用不可だった。

駐車場と使えないトイレがある

 9:25 日野山方面に向かう。

日野山方面へ

5分ほどで常仙寺跡の標識があり横に日山城跡の説明板杉林、桧林の林道を登って行くと小川の中に橋を兼ねた大きな水路管がある(Tさんが詰まっている木くずを取り除こうとしたが出来ず、帰り再挑戦、管の中に小川が流れ成功)

ここから沢登りの始まり。

沢登りの始まり。


可なりきつい沢登り

滑らないよう気を付けながら沢渡りを繰り返しながら30分登ると、浄必寺分岐(←)と日山城(↑)方面の標識がある。

本丸、米藏段への分岐点


クマザサだらけの道をかきわけ急坂を登る。かなりきつい! 米蔵段分岐を過ぎてやっと尾根道に出て、広々とした中城跡に着く。ホッと一息‼

さらに急坂を登り、ゆったりとした大門の原(10の郭)から→大広間の段(14の郭)へ向かう。

ゆったりとした 大門ノ原

大広間の段

※途中、先頭より注意の声:道そばの木の根元スズメバチがうろうろ!。急いで通り抜ける。

下りの時下の沢の所でもスズメバチが水浴びをしていた。熊に遭遇せず良かったです。

10時40分日野山山頂に到着

2の丸分岐、3の丸分岐を過ぎ 最後の壁を越えると 本丸跡(27の郭)= 日野山(火野山)頂上だ。10:40着 

1段低い出丸と合わせると、かなり大きな広場ですが、樹木に遮られ見晴らしはありません。

南に霞んで少し千代田の街並みが望めるのみ。

南に霞んで千代田の街並みが・・・


少し早く出たので予定より30分早い登頂なので、弁当は下山して食べるかとの声も

ありましたが、結局ここで、早い、早い弁当タイムです。11時前の弁当タイム、今までで1番早いかな?

 11:20 下山開始 姫路丸という郭(片方断崖)に寄り道、大朝寒曳山方面もはっきり見えませんでした。

笹の中に サラシナショウマ

花はほとんどありませんでしたが、下りの時、Mさんが白い花を見つけたようで、それが

しいサラシナショウマでした。また、赤い花を付けたヤマツツジが1本だけ可憐に咲いていました。

可憐なヤマツツジ

  あと小さなキノコもたくさんあちこち顔を出していました。名も知らぬキノコ 食べたらヤバイ⁉

日野山(火野山)はクマザサと29の郭(周囲を土や石で囲んだ場所)と小さいキノコ、たくさんの山、日山城跡で少し歴史を感じた、趣のある山でした。


早く下りて来たので(12:30) 帰り千代田の古保利薬師に寄り、国重文の薬師如来坐像ほか拝観、道の駅舞ロード千代田で買い物して 14:30帰着

 


No comments:

Post a Comment