比婆山連邦( 牛曳山(1144m)、伊良谷山(1148.8m)、毛無山(1143.7m))の 縦走
2024年11月10日(日)
本日の登山は、県民の森公園センターの周辺の山で、比婆山連峰の縦走コースの一部である、牛曳山(1144m)から、伊良谷山(1148.8m)、毛無山(1143.7m)の各連山を登り、下り、して、カラフルな紅葉を楽しんで、県民の森へ下山するコース。
比婆山公園センター |
天気は、午前中は晴れて、青空が顔を出し、比婆山の森林の葉がその彩りを添え、青空に美しく映えておりました。昼過ぎから、空は灰色の雲が薄く広がる。予報では午後は雨になっていましたが、3時過ぎに雨がぽつぽつと降り始め、その時は、幸いにも車の中に乗り合わせ、広島への帰路につくところとなりました。
10時半過ぎ、県民の森公園センターの駐車場に到着。駐車場は、安芸の紅葉と登山をめざすハイカーの多くの車で、ほぼ満杯の状況でした。
ここ、比婆山県民の森は、特に秋の紅葉シーズンは、見事な紅葉を、愛でる人で、賑っているところです。
出発!、牛曳山から毛無山へ縦走。 |
我が、明日山会の本日の参加者は4人、中でも、紅一点の女性のTさんの参加を得ました。
9:50公園内の駐車場付近に広がる、赤い紅葉を見ながら準備運動もそこそこに、出発!
公園内を流れている、川の近くの紅葉が真っ赤に燃えて、みごとな紅葉です。今年の紅葉は、温暖な気候のせいで、色づく時期が例年より、ひと月ばかり遅いとのこと。
牛曳山登山口前の紅葉が綺麗でした。 |
最初にめざす登山目標は1144mの牛曳山。
道中は、比較的幅の広い、砂利道の登山道。両側の茂みと雑木林の中の熊笹の緑も含め、黄色から赤などのカラフルなグラデイエーションが、山道の雰囲気を醸し出しています。
白樺の紅葉と斜面の緑が良くマッチしている。 |
しばらく進むと、山肌に沿って、そそり立つ背高の白樺林の道。その太い幹が白く光って、白樺にかかる、白っぽい、黄色、赤色の枯れ葉が、晴れた青空に良く映えて、気品のある美しさを漂わせています。
ここで、「白樺」と云えば、ふと思い出す日本の歌謡曲メロディーは、千昌夫の「北国の春」。しばし、口ずさむ。「♪白樺(しらかば~ 青空(あおぞ~ら~ 南風(みなみ~か~ぜ~ ♪・・・」。
山道の坂は、そんなに険しくはないが、道ばたの石がゴロゴロして、歩きにくいようです。ここで、山歩きの教訓!「がれ場のような、石コロの多い道での山歩きの登山靴は、底の幅が大きいのに限る!」でした。
牛曳山へのルートで見かけた滝 |
毛無山山頂へ到着! |
毛無山の頂上から歩いてきた牛曳山・伊良 谷山が見えます。良く歩いてきました。 |
途中、直径が40cmから50cmの倒木が道をふさいでいるところが二カ所あり、最初は道の端から回り込めたが、後者は、倒れた幹樹の太い周りの木の下と山道の間の通れるすき間が約50cmぐらい、そのすき間を無理な身体の体勢で、潜り抜けようとしたら、てきめん!両足の太ももの筋肉が「けいれん」を起こし、その痛さに立っていられなくなり、しばらく、痛みをこらえて、寝転がって、そのけいれんの痛みが引くよう、態勢を立て直すのに、5分はかかりました。
毛無山から公園センターへはジグザグな道を下りて行きます。 ジグザグだから勾配はゆるやかで少し時間は掛かりますが楽ちんです。 |
その間、同行メンバーの一人、Tさんが「けいれんを止める飲み薬」を差し出そうとしてくれましたが、そのけいれんは程なく治まり、ホットしました。足の筋肉がけいれんを起こしたときは、身動きできない程の結構な痛さで、ふと、このまま「歩けなくなったら、困るな!」と思いました。私の苦しむ様子を心配そうに見守っていただいた、Tさんや皆さんには感謝です。
県民の森公園センターの赤い紅葉 |
三つの山、牛曳山、伊良谷山、毛無山の各頂上をめぐり、麓の県民の森センターには
15:10分 頃に到着、公園の楓が一段と赤く見えました。
帰りの車の中で、やはりこの時期の紅葉と云えば、本日登った「比婆山連峰のやまやま、牛曳山、伊良谷山、毛無山」の周辺の紅葉が、その色どりから、空の青さまで、最高!かなと思いました。
了
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