Thursday, 30 November 2023

宮島弥山(535mh)(Miyajima Misen /Hiroshima)

                                

202311月26日(日曜日)

天気の良い11月下旬の小春日和と、言いたいところですが、今年の11月は異常に暑い日が続き、本日も気温は弥山山頂でも15℃前後でした。

久しぶりに、この会での宮島弥山となります。登山コースは紅谷コースで山頂を目指します。

山辺の道から、見える千畳閣と五重の塔。

本日の予定は、朝9時に宮島口桟橋に集合し、フェリーで宮島に上陸後、紅葉谷から、紅葉谷コースを登って、弥山山頂に11時頃に登頂し、しばらく山頂で景色を眺めた後、11時半頃、大聖院登山コースを下山して、大聖院の近くの、アナゴ飯で有名な藤田屋に行き、アナゴ飯を昼食にすることになりました。

この時期は、宮島を見物に来る人が、国内だけでなく、海外からも来られ、それらの観光客で、宮島島内は、ごった返している状況です。こんな時に、アナゴ飯を昼食にと、長い行列に順番を待って、食するのは大変難しい。

なんとか、地元の地理的有利さを生かして、正午前に下山し、下山に要する時間がかかるので、到着したときの、正午から時間帯の時差があるのを見越して、一時過ぎに、なんとか、あまり待たずにウナギ飯にありつくことができました。

この時期の宮島の紅葉は、真っ赤に燃えて、今が見頃です。紅葉を愛でながら、山登りを楽しむのも乙なものですが、賞味535mhの高い山ですので、山頂近くになると、息がきれます。ぼちぼち

登りのスタートは、宮島桟橋を9時半に出発し、沢山の観光客が通る土産物店のある通りを避け、山辺の小道と呼ばれる、街の山の堺にある山道を、抜けて、紅葉谷へ進みました。そこから紅葉谷登山コースにはいり、弥山山頂を目指しました。この日は日曜日なので、紅葉谷コースも沢山の登山客の行列ですが、足の遅い我らシニアグループは、道を譲っては、一休みを繰り返しボチボチ登ります。女性3人のグループが、犬を二匹連れて登る方もおられます。その中のおひとりは、15kgぐらいの犬専用の金網ケージを、重たそうに片手に持って、登る方もおられました。

宮島弥山、山頂展望台の前で、ハイ・ポーズ
    

我らの会の気の優しい、力持ちの山ガールのsさんが、この重たいケージを、親切にも山頂まで持って上げ手助けされ、3人連れの女性の方々から、感謝されたそうです。

山頂では、景色を楽しんで、記念写真を撮り、大聖院コースを下山し、藤田屋のウナギ飯を、めでたく食し、宮島港のフェリーに乗り込み、厳島の守り神すなわち、寝観音さんの島影に別れを告げて、帰路につきました。

Friday, 17 November 2023

今高野/古城山(IMAKOUYASAN/KOJYOUYAMA)(509M)

 2023年11月12日             

                     

  この度の寄稿は高木さんです


世羅町 今高野山は紀州・高野山の別格本山として建立される。

世羅町甲山を中心とする一帯は、鎌倉時代以来、紀州・高野山の大田荘で

今高野山の寺院は822年弘法大師空海が開き、昨2022年開基1200年を迎えた。


正面入り口総門(仁王門)


寺丹生神社正面入り口


春は桜 秋は紅葉の名所とされる。

(一説によるとここの紅葉の隠れ人気度は全国11位、県内1位とか)

 

丹生神社の境内の紅葉 「神之橋」付近

11月12日(日)昨年春に計画するも雨で流れ、今回秋の紅葉の季節の山歩きです。

今回参加者少なく6人(男4人女2人)Nさんは直行なので、5人窮屈ですがくるま1台で

広島8時出発 しかしこの時期駐車場混み合うと予想されましたがー

9:10着。予想に反して参道横の第1駐車場は空きがあり、ラッキー。(昼頃は待ち状態でした)


駐車場横から参道に入り、

今高野山総門;別名「仁王門」を後ろにして、かって12寺院あったといわれる寺院跡を横目に

丹生神社への参道

参道を登って行く。さらに石の鳥居をくぐり境内へー

すぐに

優雅な赤い太鼓橋=「神之橋」

赤い太鼓橋=「神之橋」、紅葉とマッチングして一番のスポットと言われる。

まだ5~6分ぐらいの色付きだけど、赤、黄、緑のグラデーションが映える。

「普門閣」の手前の今高野山の案内板

丹生神社の前を通り、上がって行くと、

朱の塔=「普門閣」 展望台となっており、町並みが一望できる。

広場に弘法大師の像。

ここから南に裏の古城山を目指します。

見返り橋

普門閣を起点に龍華寺(りゅうげじ)まで、四国八十八ヶ所を模した新八十八ヶ所の石仏が置かれている。

四国八十八ヶ所を模した新八十八ヶ所の石仏が置かれている。

 あは(阿波)1~24番、とさ(土佐)25~39番、いよ(伊予)40~65番、さぬき(讃岐

)66~88番 

見返り橋を渡り、石仏に見守れながら登って行く。かなり急坂。


石仏さん右側の札には「とさ25番」と


右に古城山展望台



ピークを超え、分岐からまた登り坂 約30分で


古城山山頂着(509m) 10:20

大きく目立つ甲岩(かぶといわ)を中心に本丸跡(16世紀戦国時代の今高野山城)が広がります。

古城山山頂の本丸跡で一枚、この岩は甲岩と呼ばれる。

山頂は木枯らし吹きすさび、枯れ葉飛びまくり、おーさぶ! 寒い‼寒い‼

少し下って三の丸跡に着く。天守閣風の展望台に上がるとぐるりと回って360度の眺望、世羅~甲山

古城山展望台

世羅~甲山の町並みが一望。


の町並みが一望です。 ここは太平洋戦争時の防空監視哨の跡もある。

この城は甲山防空監視哨であった所。


龍華寺まで舗装された九十九折の道を下ります。

途中、いよ55番の石仏の所が広場で東屋があったので、ここで寒さに震えながら少し早い昼食

寒かった!、この東屋での昼食を終えて~

。11:30

のんびりと石仏を拝みながら龍華寺へ下りてきました。

龍華寺本堂の裏にさぬき88番の石仏が有り、巡礼完了。

龍華寺より巡拝証明書いただきました。

巡拝証明書をいただきました。お疲れさま!。


龍華寺の境内は広くて 紅葉のグラデーションがたくさんで見したごたえがありました。 

紅葉狩り出来ました。

龍華寺の見事な紅葉に、しばし、ウットリ。

12:30帰り、大田庄歴史館と古城山対面のシャンテパルク新山(道狭い、キャンプ場みたいなところ

)の見学の二手に分かれて、

最後、道の駅世羅に寄り帰広。15:10

天気くもり寒かったのが残念でしたが、紅葉狩り山歩きとしてはまずまず良かったと思います。


Monday, 6 November 2023

比婆山連峰 Hibayama Rennpou (烏帽子山1225mh、御陵 1264mh 池の段 1279.mh)

2023年10月22日                  今回の執筆は香口さんです。


爽やかな秋空の下、比婆山に登って来ました。

もちろん紅葉が目当てです。

巷の情報によると紅葉が少し遅れているとの事ですが..。

県民の森公園センターに到着し、トイレを済ませ、各自ストレッチして、

さあスタート。


思いのほか、多くのハイカーが登って行く。











残念ながら公園センター周辺の紅葉は今一歩です。

ブナ紅葉はまだまだです
















紅葉や花の盛はその年によって違い、なかなか盛に出会うのは難しい

ものですね。今回は公園センター~出雲峠~烏帽子山~比婆山(御陵)

~池の段~公園センターのコースで歩きます。

出雲峠では何時ものように、Tさんより柿の差し入れがあり一息入れる。

Tさんから、もぎたての柿です。









檜の樹林帯を抜け、尾根のあたりのブナは少し紅葉(黄色)が始まっています。

尾根当たりのブナ、少し紅葉(黄色)。









烏帽子山に到着し、少し早いのですが楽しみの昼食としました。


烏帽子山頂での昼食










烏帽子山の由来となっている、烏帽子を思わせる岩もしっかり見てきました。

烏帽子山の名前の由来となっている石










空には飛行機雲が..、気持ちも良いなー!


天高き青い空には・・・











比婆山の御陵に到着。手付かずの神秘的な雰囲気の森の中に、周りを

鎖で囲われた伊邪那美紳の陵墓(大きな岩)があり、近くには徳富蘇峰

による『神聖之宿処』の石碑もある。


伊邪那美紳の陵墓(大きな岩) 


 徳富蘇峰に筆よる『神聖之宿処』の石碑   


御陵の前で記念写真









1000年を超える栂の木が2本立っていて、門栂と言われている。

ここが門と言う事は竜王山麓の熊野神社から登って来るのが参道なのだろう。

栂の木(門栂と言われている)











御陵から、比婆山の尾根筋を抜け、坂道をひたすら上へ上へと登り、

やっと池の段に到着。


池の段山頂より東方の、立烏帽子山を望む












ここから北に比婆山、吾妻山、遠くに島根半島と宍道湖、

東に立烏帽子・遠くには大山も良く見える。ホツツジも

いまが盛りと真っ赤に燃えている。

大山がかすかに見える









北方の比婆山・吾妻山方面












下山は越原峠(オッパラトゥゲ)まで少し引き返し公園センターへの

コースを取る。

スキー場入り口近くには昔の製鉄所跡(六原の鉄穴流し跡)が残っています。

六原の鉄穴流し跡









やっと公園の入り口まで帰ってきました。












公園センター脇の川の近くに綺麗に紅葉した樹がありました。


綺麗な紅葉を見つけました。
















少し計画より遅れたけど公園センターに到着。

立烏帽子山を省いているので楽勝かと思ったが、中々厳しいものが

ありました。

歳のせいとは言いたくありませんが、嫌でも感じざるを得ません。

しかし、山の上から見る景色と山で食べる弁当は何物にも代える事の

出来ない楽しみです。

まだまだ山歩きを楽しみたいと思います。