Friday, 11 November 2022

広島県・道後山(Dougoyama、1,268mh)岩樋山(Iwahiyama、1271mh)

2022116日(日)

本日は、県北の道後山、岩樋山。これらの山はどちらも頂上が丸くなだらかに山裾が広がって、登山道の傾斜や山の高低差も比較的低く、高年齢の我々にも、山にあまり登ってない人や子供でも少し頑張れば、登れて、頂上からの景色を充分に楽しめる優しい山です。


本日の参加者、7名、内2人の晴れ女さんのおかげで、空っとした素晴らしいお天気になりました

青空に雲がところどころに浮かぶ風景、日差しもたっぷり、山の頂からの景色は抜群に良く、紅葉の秋山の散策をたっぷり味わえました。

スキー場のゲレンデの最上段を登り切ったところに、月見ヶ丘駐車場があり、そこに車を止めて出発の支度をし、行こうとしたら、近くの登山口にはに大きな熊の絵の看板があり、「この辺りは熊が出没するので注意」とあります。早速、熊にこちらの存在を知らせる鈴をぶら下げて、最初の山、岩樋山(いわひやま 1271m)に向け出発です。


   出発地点の高度は1,000m以上、この辺の気温は1213度ぐらいで、やや、ヒヤッとしてちょっと低めですが、しばらく歩くと気になりません。

落ち葉が山道に積もって、赤茶色のフワフワとした絨毯の上を歩く感じです。

  岩樋山は道後山と高さが、ほぼ同じ、こんもりとした丸い山ですが、斜めに山頂までの道が続いて、登りやすい。


   最初は雑木林を進み、ところどころ紅葉が見られるのですが、時期的には、少しここに訪れるのが一週間遅かったようです。ただ、ここの秋の紅葉の美しい雰囲気は十分味わえます。

   しばらく山肌を斜めに登って行くと、視界がひらけ、西側に県民の森の池の段、吾妻山、立烏帽子山、比婆山等の山々が一望です。

   斜めの坂を上るきると、そこは岩樋山(いわひやま、1271m)の頂上で、頂上を示すポールが立って、それを中心に円形の頂上広場がひろがっています。

 ここから、見える景色は抜群です。遠くは日本海、鳥取県の弓ヶ浜や大山も見えます。



  目の前には、東側に丸い道後山が手に取るように見え、頂上に向かって登山道が続いているのがわかります


 しばらく、岩樋山からの景色を楽しんで、黒く柔らかい粘土質の山道を下り道後山に足をむけます。ちょっと擦りやすい。


   月見が丘へ近道の分岐を過ぎ、大池分岐を右に進み、そこから大池を通って、道後山頂上を目指しますの。 

    大池には水をたたえた池があります。昔はこの辺りでは砂鉄を採取し、この池で精製して鉄を作っていたと伝えられています。

  このあたりの山々には高い樹木が無い、丸い山が多いのは、山の樹木を製鉄のため燃料として燃やしてしまったからでしょうか。


  道後山の頂上に続く大池からのコースの東側の山も、同じように山頂は樹木がありません。12時過ぎに、道後山(1268m)頂上に到着です。

  頂上は平らな草原で、視界が360度見渡せる、大パノラマの景色が開けています。沢山の登山客がすでに到着して、昼食を楽しんでいます。

 近くにおられた登山客のご夫婦にお願いして、登頂記念のシャッターを押してもらいました。


 記念写真を撮り終えたら、待望の昼食タイム、膝の高さぐらいの草むらに囲われた平地の間に輪になって弁当を開きます。
 日差しもあり、風もないポカポカした陽気の中、周辺の景色を楽しみながらの昼食は最高です。
 食後のおやつや、果物カキなどの差し入れを沢山いただき、差し入れして頂いた方に大変感謝です。ありがとうございました。

 今日は、天気も良く、風もない暖かい日で、広島市内からバスでこられた団体のグループもあり、今日の道後山頂上はめったにない風景で、かなりの登山客で賑わっていました。


 中には親子で登って来られた家族グループも見かけました。


 下山は、岩樋山の方角へ続いている道を進み、昔はこの辺りでは牛が放牧されていたようで、その牛囲いの岩が積み重ねてある傍らを通り、月見が丘への近道コースを回りました。



 今日の道後山、岩樋山、登山は、秋の柔らかい日差しの中、青い空、風もなく、ポカポカした好条件に恵まれ、なだらかな山肌と周りの景色は最高でした。山道の周りに残っている、紅葉と周りの熊笹や立ち木の風情を満喫しながら下山しました。 完



 

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