2022年9月25日
羅漢山
松浦さんより
残暑厳しい折、商工センターを男性7名、女性2名の高齢者9名がR186号線経由で向かいます。
羅漢高原スカイパーク入口 |
登山前にTさんの不注意から、駐車場からの脱輪事件が発生、不幸中の幸いか、皆で知恵を出し合い、脱輪カ所から抜け出せました。 油断大敵
羅漢高原スカイパークの駐車場から法華山が見える |
登山道は中国自然遊歩道を歩く |
休園中の交流センター(施設も老朽化し寂しい、賑わい今いずこ)から1.4kの山頂まで50分かけて登る予定です。
さあ、羅漢山へ登るぞ! |
登り始めはなだらかな道ですが、台風による大雨のあとなので、中央部は水が流れ足元を気にしながらゆっくり登ります。少し登ると横木の敷かれた階段道になりました。
登り始めはなだらか |
檜林の中、木の階段がずっと続く |
植林された檜林の中の道を、ひたすら登ります。途中珍しいキノコに出会い写真撮影です。
珍しいキノコ、名前は? |
小羅漢の標識が現れ、左に200m進むと展望台に到着。展望台からはなだらかな山々が美しく広がり、眼下には絨毯のように一面笹薮が広がっています。
木の階段を一歩一歩登る |
小羅漢の展望台 |
展望台の周りは絨毯のような笹原と灌木 |
そこで一休み。皆で、Tさんの差し入れの取り立ての美味しいサツマイモを頂きました。(私はのどに詰まらしかけて、何とかはきだしましたが、あわてました…)
小羅漢の展望台で小休憩 |
元の道に帰り、羅漢山450mの檜林を登ると不知火杉の看板(長い間の野焼きを避けて、残った杉)
不知火杉の看板 |
近くに行ってみると大きな石に沿って一本杉が立っていました。この山は昔は肥料や飼料を得る草原だったそうです。
不知火杉の根っこが大きな石を抱えている! |
山頂は近い。急な階段道、ちからを込めて登りきると、なだらかな尾根道になりその先が羅漢山の展望台です。
もうすぐ山頂だよ! |
中央には方位盤あり、東方面には三倉岳、宮島、瀬戸内海が広がり、北方面には冠山、恐羅漢の山々が見渡せます。
羅漢山頂の小屋から、宮島方面と空のうろこ雲を望む |
下の小さな芝の広場に降りて、樅の木の前でにっこり写真撮影です。
笹薮に囲まれた広場の中心に羅漢山の磁岩があり(強い磁力持ち磁針を狂わす)試してみると、手持ちのコンパスの針が大きく揺れました。
羅漢山頂に不思議な磁場、コンパスで確かめる |
空を見上げると、一面うろこ雲が流れ、あいまから見える空の青さがひとわ美しく感じられました。
羅漢山頂にある雨観測レーダー、半径600kmの範囲を探知できるとか |
レーダー基地を探索 |
山頂の付近では、可憐な花々を見かけました。
アキノキリンソウ |
カワラナデシコ |
シロヨメナ |
弁当は後の楽しみ。元の道を下りますが、4名が別ルートに迷い込み迷惑を掛けました。
又もや油断大敵
皆揃って弁当タイム、遅くなったため美味しさは倍増でした。
食後、木の間から山を見てみると90%が植林された檜、杉林で山頂付近のごく一部がナラ、ブナ、樫と思われた雑林なのが良くわかりました。このコースでは奇岩には出会いませんでした。
天に伸びる檜の群れ |
帰りに、道の駅スパ羅漢でアイスクリーム、いろいろあった一日でした。
最後にもう一度油断大敵を忘れずに、長寿社会を楽しみましょう。
法華山
香口さんより
羅漢山だけでよしとする3人には駐車場に少し休んでいてもらい、物足りない人6人は南側の法華山(標高差160m)へと歩を進める。
標高差160mだから1時間ちょっとの行程です。
食後は羅漢スカイパーク駐車場から法華山へ |
登山口は北側の山裾となっているので、そちらへと回り綺麗に木が切られた草原のへりを回り、頂上を目指す。
法華山から小羅漢、羅漢山がきれいに見える。 |
頂上からは先程登った羅漢山の全体像がはっきり見え気持ち良い。
下に伸びる道は岩国市本郷への道だろうか?
完
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