Saturday, 8 October 2022

羅漢山(Rakannzan、1109mh)、法華山(Hokkeyama、962mh)

2022年925

羅漢山

松浦さんより


  今回は標高1109m、山口県東部を代表する勇壮な独立峰で山の至る所で奇岩が露出するさまと、遠望する山容が羅漢仏の泰然たる姿に似ているところから羅漢山と呼ぶようになったと言われています。

  残暑厳しい折、商工センターを男性7名、女性2名の高齢者9名がR186号線経由で向かいます。

羅漢高原スカイパーク入口


  登山前にTさんの不注意から、駐車場からの脱輪事件が発生、不幸中の幸いか、皆で知恵を出し合い、脱輪カ所から抜け出せました。  油断大敵

羅漢高原スカイパークの駐車場から法華山が見える


登山道は中国自然遊歩道を歩く


  休園中の交流センター(施設も老朽化し寂しい、賑わい今いずこ)から1.4kの山頂まで50分かけて登る予定です。 

さあ、羅漢山へ登るぞ!


 登り始めはなだらかな道ですが、台風による大雨のあとなので、中央部は水が流れ足元を気にしながらゆっくり登ります。少し登ると横木の敷かれた階段道になりました。

登り始めはなだらか


檜林の中、木の階段がずっと続く


 植林された檜林の中の道を、ひたすら登ります。途中珍しいキノコに出会い写真撮影です。

 

珍しいキノコ、名前は?


 小羅漢の標識が現れ、左に200m進むと展望台に到着。展望台からはなだらかな山々が美しく広がり、眼下には絨毯のように一面笹薮が広がっています。

木の階段を一歩一歩登る


小羅漢の展望台


展望台の周りは絨毯のような笹原と灌木

 そこで一休み。皆で、Tさんの差し入れの取り立ての美味しいサツマイモを頂きました。(私はのどに詰まらしかけて、何とかはきだしましたが、あわてました…)

 

小羅漢の展望台で小休憩


 元の道に帰り、羅漢山450mの檜林を登ると不知火杉の看板(長い間の野焼きを避けて、残った杉)



不知火杉の看板


 近くに行ってみると大きな石に沿って一本杉が立っていました。この山は昔は肥料や飼料を得る草原だったそうです。

不知火杉の根っこが大きな石を抱えている!


  山頂は近い。急な階段道、ちからを込めて登りきると、なだらかな尾根道になりその先が羅漢山の展望台です。

もうすぐ山頂だよ!

  中央には方位盤あり、東方面には三倉岳、宮島、瀬戸内海が広がり、北方面には冠山、恐羅漢の山々が見渡せます。

羅漢山頂の小屋から、宮島方面と空のうろこ雲を望む

 

  下の小さな芝の広場に降りて、樅の木の前でにっこり写真撮影です。

樅の木の前でにっこり笑って!



 笹薮に囲まれた広場の中心に羅漢山の磁岩があり(強い磁力持ち磁針を狂わす)試してみると、手持ちのコンパスの針が大きく揺れました。

羅漢山頂に不思議な磁場、コンパスで確かめる


 空を見上げると、一面うろこ雲が流れ、あいまから見える空の青さがひとわ美しく感じられました。

羅漢山頂にある雨観測レーダー、半径600kmの範囲を探知できるとか

 

レーダー基地を探索


  山頂の付近では、可憐な花々を見かけました。

アキノキリンソウ

カワラナデシコ


シロヨメナ


 弁当は後の楽しみ。元の道を下りますが、4名が別ルートに迷い込み迷惑を掛けました。

      又もや油断大敵

皆揃って弁当タイム、遅くなったため美味しさは倍増でした

 食後、木の間から山を見てみると90%が植林された檜、杉林で山頂付近のごく一部がナラ、ブナ、樫と思われた雑林なのが良くわかりました。このコースでは奇岩には出会いませんでした。

天に伸びる檜の群れ
                                          

  帰りに、道の駅スパ羅漢でアイスクリーム、いろいろあった一日でした。

最後にもう一度油断大敵を忘れずに、長寿社会を楽しみましょう。


 法華山

                                                                                                        香口さんより 

 羅漢山だけでよしとする3人には駐車場に少し休んでいてもらい、物足りない人6人は南側の法華山(標高差160m)へと歩を進める。

標高差160mだから1時間ちょっとの行程です。 

 

食後は羅漢スカイパーク駐車場から法華山へ

 登山口は北側の山裾となっているので、そちらへと回り綺麗に木が切られた草原のへりを回り、頂上を目指す。 

法華山から小羅漢、羅漢山がきれいに見える。


 頂上からは先程登った羅漢山の全体像がはっきり見え気持ち良い。

下に伸びる道は岩国市本郷への道だろうか?               

                                                                              


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