Wednesday, 2 April 2025

冠岳(KannmuriDake 487m 広島県佐伯区)

 冠岳   2025年3月23日

  今日の冠岳は山でなく岳がついているので、低山ながら厳しい山登りを覚悟しての

  登山なります。参加人数が少なく、2台の車に分乗して冠岳に向かう。

9:00 計画書どおりに出発する。

 佐伯の津田の廿日市市役所の佐伯支所前交差点(県道293)を南に下がり、小瀬川ダム

  に向かいます。ダムの東側に管理事務所があり、そこの駐車場に駐車し、トイレも

  借りていざ出発です。

  いまから登る山は小さなマッターホルンと言われるだけのことはあり、頂上あたり

  に岩も見え、闘志も湧いてきます。

人呼んで小さなマッターホルン 冠岳!

  登山口からすぐに急登で、何だよ!この山はって感じです。


  小さな山を登り詰めると鉄塔があり、

先ずは急登から始まる。
  

鉄塔に到着。

       せっかく登ったのに今度は下り・・。

おいおい! すぐ下がるのかよ

9;50 見晴らし岩にやっとの思いで到着する。 

 岩の上に出るには、岩の右の細い道から岩をよじ登るのですが、右は千尋の谷・・

 どうしても岩の方に体が傾きます。

右に落ちたらおさらばですよ・・

足を掛ける所が高く、体が持ち上がらないので、元気な人に、先に上がってもらい引っ

張ってもらいました。

岩の上からは眼下に宝田山と車を停めたダムが見え絶景ですが、足がすくむ感じです。

ダムと宝田山が眼下に見えます。

南の遠くには、以前登った白滝山・大師山、西には二代木山、東には瓦小屋山・三倉岳

が見える絶景です。

南の遠くに小さく白滝山‣大師山。

西には二代木山

瓦小屋とその向こうに三倉岳

 最後は滑りそうな岩の上を10分掛けてよじ登る。

10:10 やっとの思いで頂上に到着する。

頂上からは見晴らし岩からは、見えなかった北の眺望が開け、遠くには大峯山も見え
 
360度の大展望です。

頂上の岩は8畳くらいの狭い平坦な岩なので、景色を堪能したら、集合写真を撮り、下山。

遠く北には、大峰山の雄姿も見える。

全員、写ってるかな?

10:35 早々に下山を開始する。

下山は東側の沢ルートもあるのだが、登った道を引き返すのが無難とのことで、元来た道

へと下りました。足を滑らせては一貫の終わりなので注意深く下山します。


11:35 ダム管理事務所横の駐車場に到着。
 
  道の駅『マロンの里』の裏側の河原にて昼食を取る。

道の駅、マロンの里

12:50 昼食を済ませ、まだ早いのだけど帰路に着く。帰りは河津原のセブンの所に出て帰る。 

 今回は短時間ではあったものの、緊張する岩登りや頂上からの大展望と山の楽しさを

 十分味わえる山歩きとなりました。

 帰路の途中、昔登った三倉岳が桜に映えていました。

三倉は、何時見ても素晴らしい。  
                                    


Tuesday, 4 March 2025

武田山 TakedaYama(広島市)410mh

 武田山、2025年2月23日 

天気 晴れ、気温は12℃、絶好の山登り日和となった。

朝、10時に、広島市安佐南区の祇園にあるイオンSCの駐車場に集合。

後方の武田山をめざす。

軽い準備体操の後、武田山の東側の麓の「武田山憩いの森」にむけて出発。

木々の緑が若葉色の薄い緑。

武田山の雄姿を右方向に見ながら、田園風景が広がる畑の小路地を進み、やがて

「武田山憩いの森」に到着。

さあ登ろう、武田山

武田登山ルートの看板

今日の登山コースの看板を見上げながら、左側の急登コースに入る。

道中、メンバーの行列の最後尾を歩いていたNが、坂を上っている時、足を踏み

外したか、上り坂であおむけになり、坂を真後ろに背中から後ろに倒れる。 

身体が一回転して、運よく岩にひっかかり、仰向けの姿で止まる。

幸い、擦り傷だけで良かった。転倒した弾みの勢いが強かったが、

その先の川の中まで転がらずに済んだのは幸いだった。

Nは、転倒の弾みで、できた傷口を抑えながら、後で、じっくり反省する。

転がった時、Nが使っている二本のロングステッキを初めて使用したのと、

そのステッキの扱い方に充分に使いきれていなかった事など。また、急登坂の

登り坂で、リュックの重みで、のけ反った体重が後に掛かり過ぎた、ことなどの

理由で転んだ言い訳をしていた。

 武田山は身近なところにあり、高度も比較的高くない山ではあるけど、その昔は

山城だった。地形的には、山へ登るときは油断してはいけない。Nは、彼自身の

軽はずみな行動を心から深く反省する。

 その時、気が付かなかったが。頂上へたどり着いた時、腰に付けたカメラが

無くなっているのにNは気が付いて、「倒れた衝撃で外れいたのだ!」と推測。

帰りがけに、会の元気の良い若いメンバーに、登ってきたワイルドコースを

下山してもらい、その中のS女から、滑ってころんだあたりで、発見してもらう。

無事、カメラはNの手元に戻った。「自然は、なめてかかるものじゃあーない!」

との声が聞こえ、Nは「その通おり!」と声も出ない

 後から解ったのだが、この最初に登った左側のコースは「ワイルドなコース」

だそうで、小さな谷間筋の急な登り坂コースが多いとのこと。

眼下に、広島市の市街地から遠く瀬戸の島々・・・

 きつい坂道とゴロゴロした頂上近くの岩をよじ登いくと、

見晴らしの良い高台にでる。そこからは、祇園の町が、眼下に一望に見え

「馬返し」別コースからの道と、このワイルドな登りコースの合流点から右に、

折れて「御門跡」に進む。その先は、本丸のあった「千畳閣」へとすすむ。

周りには、背の低い、芯の細い真っ直な竹が所々に植わっている。これらの竹は

「矢竹」と呼ばれているとか。昔戦国時代に、この辺には、城郭があったそうで、

ここを守っていた武田の武将が、この矢竹を切って、切々と戦のための弓矢

作っていたに違いない。と想像する。

 また、山頂の周辺には、椿の木があり、この椿の油を使って、弓矢の滑りを

菱形の岩のあたり
良くしたとか、頂上近くの「千畳閣」のたて看板に記してある。

このきつい坂と石の間を登ると、もう直ぐ頂上。

 息が切れそうな急な上り坂を過ぎ、頂上には、大きく切り開

た菱形の岩もあり、戦国時代の戦の足場が垣間見える。


 頂上の岩場の上で、先発隊の面々が涼しい顔で、後続の我々を

迎え入れてくれる。

そこからの景色は、祇園の街、太田川を挟んで、遠く瀬戸内海に浮かぶ、

似島辺りが、一段と良く見える。

ここ頂上の岩場にて、集合写真を Kさんに撮ってもらい下山する。

5人の山ガールズと4人の山ボーイズがハイポーズ

 下山コースは「御門跡から、最初登った「ワイルドなコース」に、Nが落とし

たカメラを回収しに、メンバーの中で元気の良い、別動隊が先発し、残りのメン

バーはワイルドコースとは別の道筋をたどることにする。

そのコースには馬返し」ら、傾斜の緩い登山道を「武田憩いの森」まで、

周りの景色を見ながら、ゆっくりと下山する。

 「武田山憩いの森」を過ぎたころから、小雨が降りだし、気温も下がって

きだした。

イオンSCのフードコートに入って、各自それぞれ、ラーメンなどを注文して

暖かい昼食タイムを過ごして、それぞれ解散する。

   Nの教訓:急な坂道での無理な姿勢での山登りは絶対にしない。



Friday, 29 November 2024

大黒山(DaikokuYama、323m)、竜ヶ岳(RyuugaTake、365m)、大梅山(OoumeYama,276m) Yamaguchi,Iwakuni

2024年11月24日(日曜日)            今回の寄稿は、山根さんから。

 19日に続き、今秋二度目の冷え込みである。朝のうちは、薄い雲が広がっていたが、徐々に晴れ上がり、好天となった。

 本日は、山口県は岩国市周東町用田(玖珂の西隣)の、大黒山(323.4㍍)~竜ヶ岳(365.5㍍)~大梅山(276㍍)の尾根歩きに挑む。

 いずれも低山ながら、急峻な頂きと深い谷を、幾つも幾つも超え続ける約8㎞の周回コースである。メンバーは、女性二人・男性五人。

AM9:45 大黒山の頂を目指す。

 山陽道玖珂ICから県道70号線に下りて直進、工業団地入口を右折、県道115号線を西へ。左手に岩国市体験交流施設「丸太村」、右手に岩国市周東文化会館「バストラルホール」の間を通って、三叉路を右(南)へ折れると、用田グランド前。9時35分、駐車する。

 そこから舗装された林道を南に行くと、一つ目の登山口。さらにしばらく進み、9時45分に二つ目の登山口へ。羊歯の繁茂するロープの張られた急な坂道を上る。そこを過ぎ、左手に朝日を受けながら、南西の大黒山の頂きを目指す。低い雑木林の中、真砂土の道を進む。途中、上着を脱ぐ。

 やがて、右後方に玖珂の街並みが広がって見える。北の山の端には新幹線。その風景の中程に、幾つもの巨岩を抱えた岩山が、盆地に向かって岬のように突き出ている。烏帽子岳か?まるで箱庭のごとし。見事だ。

山の上から一望、玖珂の町並みが広がっている。

 10時30分、大黒山山頂へ。見晴らしは無い。集合写真を撮って、10時45分、竜ヶ岳に向けて出発。すぐに巨石の重なった大黒岩。ここまでは、至って順調。

大黒山山頂でスナップ
                                                
向かい側の山の、むき出しの大石の形が面白い!。

 しかし、この先からは、下っては上り、上っては下りの連続で、鞍部らしき処を確認できないまま、あえぎながら歩き続ける。

 10時55分、右手に毘沙門岩。青空に巨石が、『頑張れ!』と言わんばかりにスックと立っている。

 11時30分、やっと、竜ヶ岳・大梅山
の分岐へ。行く手に尖った竜ヶ岳の山頂が見える。やたらに、遠く高く感じた。

 さらに、尾根伝いに深い谷へ下りて行くと、地をはうようにゴーという車の走行音。そう言えば、竜ヶ岳の真下を山陽道のトンネルが通っているのを思い出す。

 12時35分、山頂直前のピークへ。小石のケルンが迎えてくれる。そこへ、男性1名・女性7~8名の、私たちと同じ年格好のグループが下山してこられた。聞けば、北九州からとのこと。今日会った唯一の登山者なり。

 12時50分、竜ヶ岳山頂へ。いくつかの大きな岩が、やや斜めに重なって立ち、その一つに「竜ヶ岳」と白いペンキの文字。良し悪しは別に、インパクトはある。

竜ヶ岳山頂にて

 山頂からの眺望は、360度の大パノラマと言いたいところだが、ところどころ木々が伸び、一部、視界を遮っている。
西の彼方に山陽道

 しかし、返り見すれば、周防の山脈を背景に、来し方に大奥山、指呼の間に、大梅山も見える。

尾根道は、登り、下りの連続。

 遅い食事をソコソコに済ませ、13時30分、大梅山を目指し、我が身を叱咤しつつ出発。

 復路は、ストックを仕舞い、要所に張られたロープを頼りに、無いところは木々を支えに、滑りやすい真砂土の道を進んだ。

 ホット一息つく暇もない尾根道の連続。途中、遠く南に中山ダム湖が望めた。

 15時20分。やっと大梅山へ。そっけない頂上。そのまま、通過。すぐ先に羅漢岩の表示あり。

 15時28分、「丸太村」の方へは向かわず、「林道」への矢印に従い、左に折れる。結果、図らずも、計画に対しショートカットになったようだ。

 15時35分、今朝通った林道に出、下る。二つの登山口を過ぎ、用田グランド前に駐車した車には、15時43分に着いた。

『岩と真砂、明るい展望尾根で岩峰を次々と踏み越えて歩く。低山でこれほど長い尾根歩きが楽しめるルートは少ない』とのことだが、まさにその通りだった。だが、もう一言、『高齢者には相当厳しい、覚悟して行け』と付け加える必要がありそうだ。

 当分は、筋肉痛がおさまりそうもない。

                                                                                                               了


Sunday, 17 November 2024

比婆山連邦縦走<牛曳山(1144m)、伊良谷山(1148.8m)、毛無山(1143.7m)>

 比婆山連邦( 牛曳山(1144m)、伊良谷山(1148.8m)、毛無山(1143.7m))の 縦走

2024年11月10日(日)

  本日の登山は、県民の森公園センターの周辺の山で、比婆山連峰の縦走コースの一部である、牛曳山(1144m)から、伊良谷山(1148.8m)、毛無山(1143.7m)の各連山を登り、下り、して、カラフルな紅葉を楽しんで、県民の森へ下山するコース。

比婆山公園センター

  天気は、午前中は晴れて、青空が顔を出し、比婆山の森林の葉がその彩りを添え、青空に美しく映えておりました。昼過ぎから、空は灰色の雲が薄く広がる。予報では午後は雨になっていましたが、3時過ぎに雨がぽつぽつと降り始め、その時は、幸いにも車の中に乗り合わせ、広島への帰路につくところとなりました。

  10時半過ぎ、県民の森公園センターの駐車場に到着。駐車場は、安芸の紅葉と登山をめざすハイカーの多くの車で、ほぼ満杯の状況でした。

  ここ、比婆山県民の森は、特に秋の紅葉シーズンは、見事な紅葉を、愛でる人で、賑っているところです。

出発!、牛曳山から毛無山へ縦走。

  我が、明日山会の本日の参加者は4人、中でも、紅一点の女性のTさんの参加を得ました。

9:50公園内の駐車場付近に広がる、赤い紅葉を見ながら準備運動もそこそこに、出発!

  公園内を流れている、川の近くの紅葉が真っ赤に燃えて、みごとな紅葉です。今年の紅葉は、温暖な気候のせいで、色づく時期が例年より、ひと月ばかり遅いとのこと。

牛曳山登山口前の紅葉が綺麗でした。

 最初にめざす登山目標は1144mの牛曳山。

  道中は、比較的幅の広い、砂利道の登山道。両側の茂みと雑木林の中の熊笹の緑も含め、黄色から赤などのカラフルなグラデイエーションが、山道の雰囲気を醸し出しています。

白樺の紅葉と斜面の緑が良くマッチしている。


  しばらく進むと、山肌に沿って、そそり立つ背高の白樺林の道。その太い幹が白く光って、白樺にかかる、白っぽい、黄色、赤色の枯れ葉が、晴れた青空に良く映えて、気品のある美しさを漂わせています。



  ここで、「白樺」と云えば、ふと思い出す日本の歌謡曲メロディーは、千昌夫の「北国の春」。しばし、口ずさむ。「♪白樺(しらかば~ 青空(あおぞ~ら~ 南風(みなみ~か~ぜ~ ♪・・・」。

  山道の坂は、そんなに険しくはないが、道ばたの石がゴロゴロして、歩きにくいようです。ここで、山歩きの教訓!「がれ場のような、石コロの多い道での山歩きの登山靴は、底の幅が大きいのに限る!」でした。

牛曳山へのルートで見かけた滝

  やがて、道は川沿いに進み、滝が見えてきます。高低差30~40メートルはあろうか、二段の滝となって、轟々と音を立てながら、細い白い糸を束ねたように、まとまって滝つぼへ落ちてくる。水量もこの時期としては多い。夏場なら「滝行」も悪くはないです。
牛曳山山頂の近くへ到着 12:10分

牛曳山山頂近くの紅葉

伊良谷山頂到着 12:50分

伊良谷山山頂にて、明日山会の山ボーイズと山ガール。

伊良谷山頂から比婆連峰が見えます。左から
烏帽子・比婆・池の段・立烏帽子・竜王とつらなる。

13:57分 毛無山山頂へ到着。
 
毛無山山頂へ到着!

毛無山の頂上から歩いてきた牛曳山・伊
谷山が見えます。良く歩いてきました

   途中、直径が40cmから50cmの倒木が道をふさいでいるところが二カ所あり、最初は道の端から回り込めたが、後者は、倒れた幹樹の太い周りの木の下と山道の間の通れるすき間が約50cmぐらい、そのすき間を無理な身体の体勢で、潜り抜けようとしたら、てきめん!両足の太ももの筋肉が「けいれん」を起こし、その痛さに立っていられなくなり、しばらく、痛みをこらえて、寝転がって、そのけいれんの痛みが引くよう、態勢を立て直すのに、5分はかかりました。 

毛無山から公園センターへはジグザグな道を下りて行きます。
ジグザグだから勾配はゆるやかで少し時間は掛かりますが楽ちんです


 その間、同行メンバーの一人、Tさんが「けいれんを止める飲み薬」を差し出そうとしてくれましたが、そのけいれんは程なく治まり、ホットしました。足の筋肉がけいれんを起こしたときは、身動きできない程の結構な痛さで、ふと、このまま「歩けなくなったら、困るな!」と思いました。私の苦しむ様子を心配そうに見守っていただいた、Tさんや皆さんには感謝です。

県民の森公園センターの赤い紅葉

 三つの山、牛曳山、伊良谷山、毛無山の各頂上をめぐり、麓の県民の森センターには

15:10分 頃に到着、公園の楓が一段と赤く見えました。

 帰りの車の中で、やはりこの時期の紅葉と云えば、本日登った「比婆山連峰のやまやま、牛曳山、伊良谷山、毛無山」の周辺の紅葉が、その色どりから、空の青さまで、最高!かなと思いました。

                                    


くるまの

Friday, 1 November 2024

日野山(火野山)HINOYAMA) 705.4m (広島県) 

                                                     このたびは高木さんの就筆です。

2024年10月27日くもり 気温20~22度 山登り日より(2~3日前は雨予報だった)

日野山は旧大朝町と千代田町の境に位置し、(火野山、火山、日山)などとも称される。

戦国に吉川興経のあとを継いだ吉川元春により築かれた大規模な山城=日山城(ひのやまじょう)があり、寺院跡も多く歴史的に貴重とのことである。

日山城跡案内版

吉川元春のあとの吉川広家は秀吉の命により、出雲富田城に移り、その富田城は月山と呼ばれ、日山と対をなしている。

今回の参加者は6人(M3 W3)+1人(Kさんの高2のお孫さん参加)=計7名

 8:25 広島を出て 中国道千代田🆋からR261を大朝方面に向かうと、中山峠のあたり左に日山城跡の案内板があり、坂を少し上がると3~4台置ける駐車場があった。簡易トイレが1台あったが使用不可だった。

駐車場と使えないトイレがある

 9:25 日野山方面に向かう。

日野山方面へ

5分ほどで常仙寺跡の標識があり横に日山城跡の説明板杉林、桧林の林道を登って行くと小川の中に橋を兼ねた大きな水路管がある(Tさんが詰まっている木くずを取り除こうとしたが出来ず、帰り再挑戦、管の中に小川が流れ成功)

ここから沢登りの始まり。

沢登りの始まり。


可なりきつい沢登り

滑らないよう気を付けながら沢渡りを繰り返しながら30分登ると、浄必寺分岐(←)と日山城(↑)方面の標識がある。

本丸、米藏段への分岐点


クマザサだらけの道をかきわけ急坂を登る。かなりきつい! 米蔵段分岐を過ぎてやっと尾根道に出て、広々とした中城跡に着く。ホッと一息‼

さらに急坂を登り、ゆったりとした大門の原(10の郭)から→大広間の段(14の郭)へ向かう。

ゆったりとした 大門ノ原

大広間の段

※途中、先頭より注意の声:道そばの木の根元スズメバチがうろうろ!。急いで通り抜ける。

下りの時下の沢の所でもスズメバチが水浴びをしていた。熊に遭遇せず良かったです。

10時40分日野山山頂に到着

2の丸分岐、3の丸分岐を過ぎ 最後の壁を越えると 本丸跡(27の郭)= 日野山(火野山)頂上だ。10:40着 

1段低い出丸と合わせると、かなり大きな広場ですが、樹木に遮られ見晴らしはありません。

南に霞んで少し千代田の街並みが望めるのみ。

南に霞んで千代田の街並みが・・・


少し早く出たので予定より30分早い登頂なので、弁当は下山して食べるかとの声も

ありましたが、結局ここで、早い、早い弁当タイムです。11時前の弁当タイム、今までで1番早いかな?

 11:20 下山開始 姫路丸という郭(片方断崖)に寄り道、大朝寒曳山方面もはっきり見えませんでした。

笹の中に サラシナショウマ

花はほとんどありませんでしたが、下りの時、Mさんが白い花を見つけたようで、それが

しいサラシナショウマでした。また、赤い花を付けたヤマツツジが1本だけ可憐に咲いていました。

可憐なヤマツツジ

  あと小さなキノコもたくさんあちこち顔を出していました。名も知らぬキノコ 食べたらヤバイ⁉

日野山(火野山)はクマザサと29の郭(周囲を土や石で囲んだ場所)と小さいキノコ、たくさんの山、日山城跡で少し歴史を感じた、趣のある山でした。


早く下りて来たので(12:30) 帰り千代田の古保利薬師に寄り、国重文の薬師如来坐像ほか拝観、道の駅舞ロード千代田で買い物して 14:30帰着