Monday, 22 October 2018

比婆山連峰縦走(Hiba Yama)

  2018年10月14日               今回の寄稿は高木さん
                 
                 
  牛曳山(Usibikiyama)1142m~伊良谷山(Iradaniyama)1149m~
         毛無山(Kenasiyama)1143,7m~烏帽子山(Ebosiyama)1225m牛曳山


牛曳山→伊良谷山→毛無山→烏帽子山

比婆山は9峰ありルートはいろいろありますが今回 4年前に踏破した4峰ルートとなります。このルートは北側で裏ルートというか登る人が少ないけど(今回も他にいませんでした)登りやすい良いルートだと思いますがー

今回 参加者少なく6人(Mさん直行)広島から5人なので後ろ席の人窮屈ですが無理してもらって1台の車で 7;35出発 9;40六の原県民の森公園センター 到着

今回 参加者6人 登山を前に瞑想!
紅葉には少し早い感じだけど(周りはほんのり色付き) 駐車場は8割方埋まっている、さすが比婆山。
紅葉には少し早い感じ
肌寒い中、準備をしていると小雨が!やば!今日は雨の予報ではなかったがー
皆 雨具持って来てない 15分ぐらいして青空がちら ホッ!

左に車通行止めの標識があり登山口

白樺林の牛曳山からー
公園センターから六の原川に架かる五の原橋を通り牛曳山を見上げながら
800mぐらい後戻り 左に車通行止めの標識があり登山口 
200mぐらい登るとほどなく 素晴らしい白樺(しらかんば)林が出てくる。 信州、北海道の雰囲気?!

素晴らしい白樺(シラカンバ)林

写真愛好家のスポットらしい 紅葉があれば(4年前11月初めは真っ赤な紅葉)   白赤黄緑のコントラストが素晴らしいが 今回は残念ながら紅葉はしていません。


紅葉がなくとも白樺の景色はインスタバエする!
べにまんさくの紅葉

なくても素晴らしい。気持ちよく白樺林をジグザグ登り からまつやべにまんさくを眺め
赤い実をつけたもみの木に似たこめつがの林を抜けると沢沿いの道になり
せせらぎの音を聞きながら右左 沢を渡りながら谷沿いを進んで行くとやがて 牛曳の滝が現れます。 
 
牛曳の滝
10;43 滝の右側は急斜面で小滝があり横を登って滝の上にでる。

こめつがの林を抜けると沢沿いの道
渓畔林が心地良く広葉樹林の中 時折さわやかな風 森林浴です。
ブナ林の中 落ち葉の道をジグザグ 高度が上がるにつれブナの黄葉が増します。
そんなに急登ではなく稜線の尾根となりしばらく進むと牛曳山頂上11;30
草刈がきちんとしてある。


分岐を右に三井野原方面に少し行くと南の山々が望めて
東方面に 猫山、道後山が見える。他見晴らしなく 分岐を左に稜線を 伊良谷山へ向かう。木漏れ日の樹林の中歩きやすい落ち葉の道を気持ちよく約20分で伊良谷山着

 ここで高さ1149mの標があり Nさんが見てと差し出した腕時計
なんと! 11;49とピッタリ 一瞬高度計と思ったんですけどー


高度1149mが腕時計の表示数字(下段)の11;49とピッタリ

ここも見晴らしなく少し行くと前方にこれから登る少し黄葉の毛無山、烏帽子山が望めた。広島、島根の県境の稜線 鞍部までかなり下る高低差で昼前としてはきつい行程だが 所々リンドウ、ヤマラッキョウの花を眺めながら落ち葉の樹林帯を進む。


色鮮やかなりンドウの花 別嬪さんです

ヤマラッキョウの可憐な花で お出迎え

約40分 12:35 毛無山頂上 山頂はなだらかな草原で広々 360度のすばらしい眺望 石の方向板があり 振り返れば通ってきた伊良谷山、牛曳山が見える。大山、道後山、三瓶山、猿政山、吾妻山、御陵、立烏帽子、等々 山々がぐるっと見渡せる。
芝生の上で遅めの昼食 柔らかな日差しの中 まわりのススキが風に揺れ秋の風情 気持ちいい ピクニック気分です!!


毛無山頂上 なだらかな草原で広々 360度のすばらしい眺望

ここから出雲峠に下ります。途中の ききょうが丘はパスして ヒノキ林を抜け30分で分岐の出雲峠着 紅葉があればここもいいけど今回紅葉はなし。


出雲峠着 紅葉があればここもいいけど今回紅葉はなし

杉林を抜け山肌をトラバース、看板はここが鳥獣保護区を示す

分岐を烏帽子山へ向かいます(1,6km)杉林を抜け山肌をトラバースして登っていくとやがてブナの林となり登るにつれ 黄葉が増してくる。ここも途中きれいなリンドウがたくさん咲いていて和みます。


ブナの林は登るにつれ黄葉が増してくる

 出雲峠から約50分 14:32 なだらかな烏帽子にみえない烏帽子山に到着  山頂は広場となっていて目の前に 御陵、吾妻山がそびえ立っている。広場の端っこに条溝石があり 中央線が御陵を指している。はたして?
人工?自然? 帰りに下のほうにもう1つ大きな条溝石がありました。


条溝石
帰り 御陵の下側に向け出発 10分ほどですぐそこ御陵への分岐となるが
ブナ林を下っていく、さわやかで心地よい
パスしてここから ブナ ブナ ブナ一色の豊かな原生林 主みたいな大ブナの横を通り
クマザサの中に黒い木の切り株 先頭のMさん 熊がいると!
木漏れ日のブナ林を下っていく。さわやかで心地よい 遠くからのブナの黄葉は割りときれいに見えるけど近くで見る葉っぱは汚い 色付きいまいち 夏の猛暑 秋の残暑の影響でしょうか?
延々と続くようなブナの林 途中あと2キロの分岐 スキー場経由は1,6キロ 距離短いほう スキー場へ向かう しかし急坂で脚 膝ガクガク 距離も短く感じず 15分遅れの 16:00 六の原公園センター到着でした。 4峰縦走でかなり歩きお疲れ。
カエデの紅葉はなかったけど 山の黄葉は全山 7分ぐらいでしょうか

伸びやかな秋の比婆山 ブナの黄葉の山歩きを堪能できたのではないでしょうか 

Friday, 28 September 2018

大江高山 Ooe Takayama (760mh)

 今回は松浦さんの寄稿です
9月23日
 大江高山は島根県のほぼ全域から望められ、希少な動物の生息する山です。

駐車場から見る大江高山(右)

まずはバス停のお地蔵さまに登山の無事をいのります
駐車場(バス停近く) の近くにある地蔵さん
昔多くの人が行きかったのでしょう
9時30分
朝方の霧も去り、秋晴れの澄み切った空気の中、百舌鳥の鳴き声
登山口に至る車道の分岐
を背に6名でスタートしました(255m)

9時47分
虫の声、鳥の声を聴きながら稲刈りが終わり新芽の伸びた稲田、
彼岸花を眺めながら、坂道を登っていくと民家がありその先が
登山道入り口です。

9時56分
少し傾斜のある道になり、栗畑を左に上っていくとまた登山口の看板ここからは自然道(360m)の始まりです。
登山口 360m


登り始めは植林した所を歩く。


                    しばくり

薄暗い檜林の中の山道が続き、火山灰の道は夏草が茂り、見えにくい道を先頭は、蜘蛛の巣を払いながら進みます。
気が付くと服には草の実がびっしりついています。
整備された木材運搬道と区別する黄色い山道を示す看板が目印です。

10時15分
檜林が終わり少し明るくなりましたが、険しく、滑りやすい道に
なります。アケビ、栗、があるといいながら元気に登ります。

10時58分
ようこそ大江高山へ、ご苦労様と書かれた看板がありほっとします。
木々の間からは青空も見え左右の山や里も少し見えます。
やぶこぎ!ワッセ!ワッセ!
登山道が草に覆われ、捜し捜し登る。
引き返そうかとの意見も出る

休憩所も近いの声、登って行くと熊笹がだんだん茂り道も見えなく
なり藪の中の道を迷わないようゆっくり進みます。おまけに
棘のある草もあり大変な難所で、隊長のおかげでやっと通過。

11時45分 (760m)
やっと休憩所到着、青空が見える場所で、枯れ枝に登ると島根半島、岩見銀山方面の山々が美しく見渡せます。
島根半島を望む
こうしないと見えません
爽やかな風景もありがたい
只、こんな道が続くならここで引き返したほうがいいと思った。

もう少し行ってみようとスタートする、西峯(779m)を過ぎると
尾根に連なる道は見える、頂上まで1kmの看板あり、先ほどの難所よりは良いと私は思った。
馬の背を通ると、長い下りになり、最後に頂上に向けた急な登りです。

12時30分
山頂到着、10m四方の平坦地ですが、ススキや雑木に囲まれ周囲の
期待した景観は見えず、残念
頂上での集合写真。やっと辿り着きました
記念撮影をして、食事

ススキと蝶々
* 4月のギフチョウ、イズモコバイモの時期以外は登山客は少ないようです。
三人兄弟
彼岸花
* 萩の花、ススキ、葛の花、なでしこ等の花やたくさんのキノコを見ました
白い腰かけ
親子きのこ
白花ホトトギス
13時10分
下山開始
*    みんな、何回滑ったかが話題になる程、足元に力の入る道でした(私は3回)

14時57分
登山口(自然道)到着
ご苦労様でした。

Wednesday, 22 August 2018

白馬岳 Shiroumadake(2938m)8月3日



大出吊り橋から向こうに杓子岳、白馬岳
  この度の白馬岳登山は明日山会として、5年前に大雨のために登頂を断念したこともあり、どうかと思ったが、今回は幸運にも天気に恵まれ、企画者のNさんの感想は、昨年の立山を100%とすれば120%以上の出来とのこと。

8月3日  栂池~天狗原~白馬大池~小蓮華山~三国境~白馬岳
 白馬岳を目指して栂池山荘を朝5時に出発。今日は長丁場になる。白馬山荘には午後の夕立や雷雨などに山腹で会わないようにするためPM2時までには入りたい。白馬岳山頂と出発点の栂池山荘との高低差は約1000mは下らない。

 軽い足取りで2000mの高原の樹林帯を抜け、約一時間半で天狗原までのジグザグの登坂路を登る。

天狗原の木道 白馬乗鞍岳の雪渓が光る
  視界が急に開け、山道はこれまでのゴロゴロ道から、足運びのスムースな木道に変わり、すぐに天狗原に到着。しばらく、辺りを見渡す。正面の白馬乗鞍の山肌には白い雪渓があり、ゴルフ場のバンカーのよう。
歩き心地の良い木道に足を踏み外さないように伝っていくと、右に風吹き大池別れの木道、左に白馬乗鞍岳への木道、左へ進みやがて木道からゴロゴロした中小の岩の登り道になる。
岩から岩へ、登っていく
この登山路は岩がずっと連なり、上りは、手と足をうまく使って楽に行けるが、下りはキツイ岩場の山道と化す、ホップ、ステップで要領良く、足を石の上に置いてジャンプして飛んでいかないと、歩くのがいやになるくらい足首の疲労が増す。登りは気にならなかったのが、下りでこんな道を通ったのかいと思うぐらい、歩く道の印象が違うように感じになる。
右手に雪渓が見える 涼しい!
  この登山路は岩がずっと連なり、上りは、手と足をうまく使って楽に行けるが、下りはキツイ岩場の山道と化す、ホップ、ステップで要領良く、足を石の上に置いてジャンプして飛んでいかないと、歩くのがいやになるくらい足首の疲労が増す。登りは気にならなかったのが、下りでこんな道を通ったのかいと思うぐらい、歩く道の印象が違うように感じになる。


雪渓の雪はかき氷のように少し柔らかい
  やがて中小の岩から巨大な岩がゴロゴロした登りになり、足場が大岩の合間に足を踏み込ませないよう気を付けながら、登っていくと雪渓(雪田)が見えてくる。それを右に見ながら大岩をよじ登っていくと、雪渓を横切る場所にでる。かねて用意してきたアイゼンをめいめいが取り出して、装着をはじめる。雪田での初めてのアイゼン実践となって、しばし緊張、装着の仕方も予習してきたが、ままならぬ、どうにかこうにか装着し終え、初のアイゼン使用をたしかめながら雪渓を横切る。
前方に白馬大池付近から立上る白馬雷鳥坂の雪渓

 雪渓を抜けたら、すぐにだだっ広いハイ松生い茂る原っぱにでる。岩の登山路が真ん中のケルンまでつづく。
白馬乗鞍岳山頂のケルン
 白馬乗鞍岳のケルンを過ぎ、岩場の下り道を歩いていくと、青い白馬大池と赤い白馬山荘の山小屋が眼下にみえてくる。山荘までの道はゴツゴツした下りの岩場が続く。景色に見とれて足をふみはずさないよう注意しながら降りる。
白馬大池の水は青く澄んで、泳ぎたい気分
 白馬大池山荘の裏手の繁みで雷鳥の親子を発見、近くに居合わせたラッキーな人達は、大急ぎでカメラをパシャ、パシャ。雷鳥は霧の中でしか現れないと思ったが、皆さん大喜び。しばし、雷鳥親子のお出ましで、登山の疲れも吹っ飛ぶ。


20m前方に堂々とした雷鳥さんが親子で散歩していました
雷鳥のひなたち、親鳥の後を追っかけていく・・・
白馬大池山荘テント村でひとまず昼食、再び登山路へ。雷鳥坂を登り、小蓮華山の稜線を登る。
雷鳥坂から白馬大池を望む

Mさん、肩から胸元へぶら下げている白馬の花の図鑑がユニークで、透明なビニールの袋で袋の上からでも、一目で花の図鑑と実物を見比べられることができる。すれ違う登山客の花のフアンには大もてでした。
雷鳥坂を登る、いよいよ雄大な白馬の背中の鞍部に
 雄大な、白馬岳の背なかの鞍部を登って、白馬の絶景を楽しみながらいこう。
小蓮華山への稜線を進む
この先は、尾根道のアップダウンが何回かつづきニセのピークもあり、起伏に富んだ天空ロードだ。

道は石がゴロゴロしがれきがつらなる道だが、歩き易い。道幅の広いところと狭いところがあり、両サイドは石の連なる急峻な坂というよりは崖と言っても良い。滑り落ちたら、勢い、数百メートルの谷底まで転がり落ちる。
小蓮華山から白馬岳を展望 雲に隠れている
今日の恵まれた天気は遠くまで見通せて、アルプスの山々と緑と黒の地肌に雪渓の白いパッチ模様を見ながら高い稜線を歩くのは実に気持ちが良い。山を登る者にとっては、この情景こそ最高のギフトになる。
三国境からの眺め、朝日岳へ連なる稜線か?
シナノキンバイ
ただし、足の方はペースを崩すと最後の白馬岳山頂付近になると、一歩一歩がかなり重く感じられ、靴底におもりをぶら下げたかのように上がらなくなり、息も相当苦しくなる。

 苦しい道中を癒してくれるのは、素晴らしい景色と足元に可憐に咲いている花、白馬のお花畑は種類も多く人を引き付ける。Mさんの今回撮影した花を紹介します。

イソギキョウ

コマクサ

 三国境を過ぎたころには、先頭を行く先行組とのんびり組に分かれて、のんびり組は休憩の回数が増えてしまい、ますます差がつく。休憩の数が増加するとその分苦しみは倍加しますます足取りが遅くなる。果たしてこのままたどり着けるかと心配がよぎるが、ご心配無用、この組も、さすが明日山会メンバー最後まで粘って白馬岳を踏破する!
白馬岳は間近に・・・


クガイソウ

何十年か前に、Mさんと一緒に今日と同じコースを登ったことがあり、その時は雨の中だったが、こんなにキツイ思いはしなかったはずだったが?
目の前の山にかかっていた雲が晴れ、その頂上が顔を出した。ゴールはもう目の前だ!と白馬岳の山頂だと思い、足を励まして登ると、そこの光景はなんと、その向こうにさらに高い頂きが遥かかなたに聳えているではないか!
白馬岳の山頂に着いた?
その頂きを越せるのかという不安と足を引きずって登るときの苦しみがおそう。それらの不安と苦しみをだまし、だまし、コツコツと歩いて、白馬岳山頂についに到達。その時の達成感と解放感とは何物にも代えがたい。先発隊、いや先行組が、駆け寄ってきてくれて「良く登ってこられた!」と祝福と拍手を受ける。

白馬岳山頂(2932m)厳しかった道程も忘れて
山頂には、丸い石碑のようなものがあり、ここで思い思いのポーズで記念写真をパチリ。

今宵、宿泊させてもらう白馬山荘はついこの山頂の下。15分ぐらいで到着、宿泊手続きを済ませて、荷物をあてがわれた部屋に持っていき、食堂やトイレなどの場所を確かめる。食事までの時間に間があるので、受付の建物の真向かいの喫茶ホールへ行きビールなどで一服。ホールの窓からは立山や剱が見える。


白馬山荘の庭から見た夕暮れ 明日も良い天気を期待して
さすが、2900mの白馬山荘、窓からの眺めは抜群!宿泊客は何人くらいかは,、よくわからないが、食事タイムのとき、山小屋のアルバイトさんが手際良くシステマテックにお客を誘導し、さばいていたのが印象的。いずれにしても800人は収容できると書いてあったが、ざっとかぞえて300人以上はいたかも、それにしても多い。

明日は同じ登ってきた道を引き返す。よい天気に恵まれそうだ。今宵はザコ寝。