Saturday, 1 November 2025

土岐城山を望む(The view of the Toki Siro Mountain ) 415.6ms high above sea level

                                                                                              (  平成71026

今日登る山は,土岐城山(ときしろやま)、標高418mの低山です。「筆の里」で知られている、有名な広島県は安芸郡の熊野町の熊野盆地の中央にそそり立つ独立峰です。比較的なだらかな山で、登山道は良く整備されハイキングコースとして、人気の山です。

 今日の明日山会の登山仲間は、男子3名と紅一点のTさんとの合計4名のベテランメンバーで登ることとなりました。

広島市の商工センターからTさんの車に乗り合わせて9時半に出発

広島湾岸のハイウエーを東方面に行き、海田大橋を渡り、矢野の工業団地を横目に見て、県道34号線を一気に進めて、筆の里の熊野に入ります。竜王峠を過ぎたところに、道路の左側にパーキング場(上の写真)が見え、そのパーキング場の白いトタン張りの塀の向こうに、本日登る土岐城山(ときしろやま)が聳えています。

パーキング場は普通車が4~5台止日められる所で、そこにパーキングして、山登りの開始です。

塀の抜こう側にそびえる山が土岐城山(ときしろやま)です。

目の前に、土岐城山(ときしろやま)がでんと座って、我々が登って来るのを待っているようですが、地図上の登山口は、車をパーキングした場所より、さらに東北に向かった先、約1kmのところに登山口があり、進行方向も左側にあるので、そこには行かず、今来た道を少し引き返し竜王峠に向かって進んだところの右側をすぐに、山に、入れる石の階段を見つけ、そこから登ることにします。

石段は20段ぐらで、階段を登り切ったところに、小さな五輪の棟の祠があり、その祠の横の石板には、長々とこの五輪の塔を建てられた方々のお名前と、その由来がその石板に刻んでありました。その由来は良くわかりませんでしたが、おそらく誰かの救済で、この祠を建てられたものと思われます。

ここから、登りの山道を探して行くのですが、この場所は、登山ルートの端の方で、倒木などもあり、あまり整備されてないように思えましたが、ここからの登山ルートは尾根筋を歩くように、山道が続いており、手入れがされてなくても、比較的に分かりやすいルートで、こちらのルートからこの山に挑むことにしました。

灌木や竹藪に覆われた森のなかの山道を進むと、入口から約一時間ほど歩いた所から、頂上近くになり、坂道が少しきつく、段々と視界が開け、周りの景色も明るくなり、頂上の大広場が突然視界に飛び込んできました。

頂上からの眺め。手前の石灯籠のような石筍は、
登山者が何かを祈念して積み上げられた

頂上には、むき出しの岩や砂地とともに、杉の林が部分的に茂っており、その杉林の下にはこの城山の守り神を祭った神社がありました。

土岐城山の頂上の神社

また、山頂広場の中央には、なんと、鯉のぼりのポールがあり、そのポールの上に1匹の鯉のぼりが風に吹かれて、ひらひらとたなびいているのが、一目で、目につきます。!

頂上の鯉のぼりの下で、集合写真。後ろの森の中に、この城山の祠がある。

恒例の集合写真を、このたなびいている鯉と一緒に撮った写真は云うまでもなく、今日のメンバーの貴重な思いでの一枚となりました。

土岐城山の山頂にある鯉のぼり

今年は柿が豊作で、山頂に実っている柿は少し小ぶりだが、黄色い実が沢山実っていました。誰かが、「今年は、東北に、お腹をすかした熊が出没するげな・・。ここの柿を分けちゃったら、おとなしくなるんかいの?!・・」と。

山頂広場の片隅には木製の横長ベンチが5脚ぐらいあり、天気の良い時にはそのベンチに寝転んでくつろぐことが、できる長さです。我々もそのベンチに座りこんで、各自、背負ってきた、お弁当を開くことになりました。

熊野の町並みを見下ろしながら、食する味は格別で、一部の方が担いで持ってこられた「甘いおやつ」を頂戴し、それぞれ美味しく頂きました。

この山頂の広場は、バレーボールができるぐらいの広さで、皆で輪になって、フォークダンスなどができますが、今日の人数では、「オクラホマミキサー」などを優雅に踊るには、ちょっと?無理かな!。

まあ、結構、遊べるところですね。

この、土岐城山(ときしろやま)については、広島県の広報によれば、ここに昔、中世の山城があり、ここから狼煙(のろし)をあげて、周囲の異変を、広島の大大名などに連絡をするための中継地だったと伝えられている。

熊を生け捕りするためのケージ

昼過ぎには、食事を終え、下山しました。下山道の出口付近の茂みに、熊用のワナのケージがあり、そのケージの戸は空いていました。傍に柿の木に柿の実が沢山ついており、熊が柿の実を餌に、うまくケージの罠にハマってくれれば良いが」と、心に念じながら、その場所から、元の我々の車が置いてある駐車場へもどり、商工センターに戻りました。(到着、pm 2:30)






No comments:

Post a Comment