白滝山、黒滝山 山行紀行
2021年11月28日
増田さんの投稿
お世話になっている株コムさんの駐車場を8時に出発。今回は姫4方、殿3方の女性優位の山行となりました。姫様パワーで雲一つない青空です。山陽自動車道を三原方面に向い、途中小谷インターで野菜市に足をとめ思い思いに買い物を済ませ、本郷インターで一般道に降りて目指すは三原市小泉町にある龍泉寺駐車場である。
龍泉寺駐車場は、ほぼ満杯 正面に白滝山 |
登る山は白滝山そして黒滝山の2座である。白滝山の高さ342M、黒滝山は270M、龍泉寺駐車場は245M北から南に行きまた北に戻る8の字方の高度差100M程度を上り下りするコースで、休憩をいれて4時間のゆっくりコースである。
6年前はNHK大河ドラマ(マッサン)で竹原街並みブームもあり町見物をさせていただいたが、今回はじっくり休憩と景観と参拝に時間をとり山歩きを楽しむことになりました。
好天に恵まれて瀬戸内海も輝いている |
黒滝特別区と特別に指定されているだけに登山客は絶え間なし登山道はきれいで大切に保護維持されている。
龍泉寺駐車場の手前で草刈り機を積んだ軽トラ軍団30台以上に遭遇、別に境内植木剪定の人たち10人以上、すべて龍泉寺の門徒の方の奉仕活動と聞かされた。地域の方の信仰と誇りが白滝、黒滝の景観を守っているのだろう。
龍泉寺境内 |
龍泉寺境内の案内板によると、名僧行基さんがお告げにより11面観音菩薩を山頂に祀ったことが始まりでまた守護大名の小早川氏の重臣小泉氏の氏寺であったとか。
余談として広島市草津の小泉酒造は小泉氏の流れをくんでいるとか。
白滝山を有名にしているのは山頂の巨岩に彫り込まれた摩崖仏。
大岩に彫られた摩崖仏、優れて雄大なお姿。 |
龍泉寺の後ろの山が白滝山 |
江戸時代の前半に彫られた釈迦3尊像と16羅漢像の等身大は迫力があり、他ではあまり見掛けない光景である。
龍泉寺の奥の院といった感じで山頂には、火伏の神秋葉神社そして鐘撞堂がある。鐘をつかせていただいた。腹に染み渡った。
山頂には、火伏の神秋葉神社そして鐘撞堂 |
時刻は10時過ぎ集合写真をとり柿と饅頭の休憩タイムは至上の喜び!
みんなゆったりとご機嫌です! |
白滝山の360度の景観を見てくだされ!
白滝山頂付近の大岩から |
お気に入り風景は生口島と大三島を結ぶ当時世界一の長さといわれた斜張橋多々羅大橋の美しさと島數の多さと穏やかな海と白く光る海の色ゆったりと行き交う・・。山がわに目を移すと、北に広島飛行場 山陽自動車道が走り、小早川氏の新高山と高山の山城も見える。
白滝山山頂のから広島空港方面の景色 |
白滝山山頂の大きな岩の上から東方面の景色 |
白滝山さんありがとう そして隣の黒滝山に向かう。
時刻は11時前
この山のいいところはいたるところに展望台が設けられていて、見上げてもよし、見下ろしてもよし、特に白滝山の山頂はどの場所からでも絵になる。
白滝山から黒滝山への途中の展望台 |
30分ほど歩き黒滝山の領域に入った。
黒滝山まで0、5KM白滝山まで1kmの表示が見つかる。
黒滝山まで0,5KM の表示が見つかる。 |
道端に山ツツジの花と黄色いアキノキリンソウが咲いている。赤い木の実がたわわにみのっているが名前が判らない。
その赤い実の木の向こうに黒滝山が見える、黒滝山山頂の矢印に沿って木道を歩くこと10分黒滝山山頂到着。
眼下は忠海 左に多々羅大橋がはっきりと見える。その奥に四国山脈がこんなに近くに見えるのか 反対方向のなだらかな山は野呂山。
眼下の瀬戸内海は忠海。その先には多々羅大橋と四国山脈が遠くに見える |
12時の昼ご飯いただきます。紅葉がきれい!
明日山会はおやつが豊富 いつも いつもありがとう。
たっぷりの休憩をとって白滝山龍泉寺駐車場を目指します。
12時40分発
黒滝山は西国33観音霊場の参詣道になっていて3時間でお参りできるそうである。
登山道に19番長寿の亀岩が有ったり 幸せの鳥居が有ったり
幸せの鳥居 |
自由の女神風の観音様が有ったりと楽しく参詣できる工夫もされている。
自由の女神のように右手を高く! |
平山郁夫さんが子供のころスケッチした生口島の記念風景パネルや
乃木大将が座って景色を絶賛した岩などもある。
乃木大将が座って景色を絶賛した岩 |
白滝山龍泉寺駐車場到着は2時過ぎであった。
世界に誇る瀬戸内海の多島美を楽しませてくれた今回のルートは大満足であった。いつの日かまた、訪れたいコースである。
小谷インターでコヒーを飲んで締めました。
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