Wednesday, 8 July 2020

極楽寺山(693mh) Gokurakujiyama

極楽寺山登山                                                                    
                                                                                       寄稿は香口さんからです

コロナが少し治まった感じなので現地に集合し、間隔を取っての山登りを再開する。

950 
コロナを心配してか今日は参加が少なく、6名が参加する。

北側の空地に駐車

1000 
宮島サービスエリアの北側の空地に駐車するが思いの他車が多く、やっとの思いで駐車スペースを確保する。


まずは山陽自動道沿いを東に向かってなだらかな道を進む。

急階段が目の前に


突然見上げるような急階段が現れる。
極楽山に詳しいS女史が107段あると教えてくれる。
お寺への参道だから108つ有れば煩悩もお払いできると話題になるだろうに・・。

まずはこの急階段から登り始める。いきなり急階段なので結構足にくる。

登り切った所に熊に注意の看板、やはり出るんだ・・


熊に注意の看板
ここで山陽自動車道を横切る橋からの道と合流 (この道は廿日市駅からの平良登山道である)

そこから又引っくり返りそうな舗装した道が少し続く。

少し行くと十八丁の丁石あり、宮島サービスエリアからの登山では初めての丁石となる。
以前廿日市駅からの平良登山ルートの途中に七丁の丁石があったので西国街道の何処かが基点かも知れない。
因みに一丁は60間で約109mです。

廿丁の丁石あり、極楽寺までここから60分との表示。

極楽寺までここから60

1120
廿四丁の丁石あり、極楽寺までここから40分との表示。

登山道は木々が木陰を作ってくれているので帽子なくても歩けるが、切通しの道が多く雨上がりの時は風が抜けないので蒸し暑い。

切り通しの道、右の方に丁石


石段を登ると左に祠があり、地蔵さんがいらっしゃる。薄目を開け何でも相談受付ますよとの態度。身近な菩薩様です。


祠があり、地蔵さんがいらっしゃる

地元の人には本堂の観音菩薩にあやかってか手無し観音と呼ばれているらしい。その横には展望地があり、廿日市の街が眼下に広がる。


廿日市の街が眼下に広がる

少し登ると右側に三角点がある。頂上への途中って感じだけどここも名の付いた山なのか・・?

平良からと原からとの分岐には極楽寺にここから20分の表示。

平良からと原からとの分岐

少し進むと左に、大きな石の上で大日如来さんが優しい眼で皆を迎えてくれる。
今回のコロナ騒動も何とか力を貸して治めて欲しいのだけど・・。


大きな石の上で大日如来さん

キャンプ場分岐をやり過ごし仁王門下の階段にやっと到着。ここの丁石が三十六丁



仁王門下の階段
1220
極楽寺に着くと今年2月に足を痛めたT氏が駐車場から300mくらい歩いて来て、皆を迎えてくれる。
右足はまだ靴が履けないが車や自転車には乗れ、平地は結構歩けるとの事。

今年の終わり頃には参加できるのではとの話し。やはり皆元気で登りたいですね。

本日の参加者
まずは極楽寺本堂にお参りする


極楽寺本堂

本堂には一番人気の千手観音菩薩が安置されていて皆の願いに耳を傾け聞いてくださる。
一年に一回開帳があり、今年は82日との事。

昼食を取ろうと捜すが展望台の椅子や阿弥陀堂南のテーブルも満席なので東側のお堂の台地に横一線に座って並び弁当とする。

阿弥陀堂の北側には何回も登った人の石柱や名札がある。3000回は石柱、1000回は名札・・
ここに安置されているのは大きな阿弥陀如来坐像(木造では日本で二番に大きい)で昭和59年に開眼されたとの事。


阿弥陀堂には、阿弥陀如来さんがどっしりと

食事の後は蛇の池に向い、蛇の池のスイレンを愛で、コイや亀の姿に癒され時を過ごす。

昭和45年に150株うえたのが今は池一杯に拡がり見事に咲いています。

蛇の池の睡蓮の群生


ひときわ美しい睡蓮の花

コイや亀の姿に癒される

蛇の池への道中の山裾にはまだワラビが結構あり、初めは見るだけだつたが帰り際すこし採って帰る。

モリアオガエルが卵を木の葉に産み付けているのを見て下山する。


モリアオガエルの卵が木の葉に
下にはイモリが沢山いて、卵は孵化できずに食べられるかも知れない。

帰りに気付いたのだが右側に石柱があり、右→速谷神社・左廿日市町とある。
駐車した場所から少し進んだ左に、木々に覆われた登山道があったけどこれに繋がるのかも知れません。

1540
全員無事全行程をクリアし下山する。

今回はスケジュールが無かったせいか、ゆっくりの山行となりました。



やっぱり汗をいっぱいかいて緑の木々の中を歩くのは気持ちええー。

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