今回は高木さんの寄稿です
10月27日(日) 今月2回目の山行です。 寒曳山探訪
ぐずついた天気が続いていましたが、今日は秋晴れとなり 登山日和です。
参加者 9名(M5 W4)
8:30 車2台に分乗して広島発
予定では 高速道 広島北ICで降りて一般道を行く予定でしたが 帰り
大朝テングシデ群落、吉川氏館跡、に寄ろうかという事で大朝ICまで直行しました。
広島百名山
北広島町大朝に位置する寒曳山は地元では 「大朝富士」と呼ばれて親しまれているようです。大朝盆地に裾野を広げ 山頂部は平らな稜線が東西に伸び、台形状の姿をした独立峰。IC下のコンビニの駐車場からもその姿はよく見えました。
寒曳山は北側がスキー場になっている(昨年閉鎖?)
40~50年前 私たち団塊世代が入社した頃、麓に民家を借りた会社の「山の家」があり、ザコ寝で泊まりながら スキーを楽しんだなつかしい響きの山です。
枝の宮ルートを行きます。
大朝ICから県道5号線を島根方面へ3km 寒曳山PAの看板のところを右折し、
浜田自動車道の高架下を潜り抜け、まつかぜ荘を左にみて上っていくと舗装道路の
終りに 大きな倉庫があり広いスペースがある。手前に倒木が道をふさぐようになっていたが横をすり抜けられた。(林道寒曳線)
9:50 右手の登山道に入る。割と広いゆったりした道。広葉樹林の森やヒノキの植林帯の中、南から東へ巻くように緩やかに登っていく。
マッシュルーム風の純白さ |
マッシュルーム風のきれいな純白の小さなキノコも道端にあり
急坂を滑りながら ひ~ひ~! |
壊れた鎖の付いた鉄柱 |
大朝の町並み 南東から北方面の眺望 少し霞んでいるが石見冠山や三瓶山か遠くに望む。
★ ここで はぐれ事件
登るとき、先行組と後発組に分かれ 先行組の中で女性のKさんが1人はぐれ
ゲレンデコースへ向かった。他 直登コースで天狗岩で合流したが Kさんがいないと
大騒ぎ ゲレンデコースからでも頂上へ行けるので頂上で合流できると楽観視してい
たが telすると何と直登コースの下の方から声 ゲレンデのススキに行く手を阻ま
れ引き返してきたとの事 早く合流できて良かった!
雨量観測塔がある。三角点は草地の中 四方の案内パネルは飛んでいて鉄の骨組のみで荒れている。三方樹木が伸びて望めず 天狗岩と同様 北方面の展望のみだが、眺望は素晴らしい。
頂上からの展望、眼下にスキー場 |
寒曳山雨量観測塔をバックに登頂記念 |
先客男性1人おられたので シャッターお願いして集合写真を撮り昼食 風はちょっと冷たいが止むとさわやかだ 忘年会の日程など決めて 12:10下山開始
★ 下山迷走事件
背丈ほどのススキに行く手を阻まれる
|
ここを転げないよう気をつけて下り 10分ほどで 女性のKさんが登りの時引き返したゲレンデコースの樹林の登山道にたどり着き 事なきを得ました。もとの分岐のある登山道を下り駐車場着(1:35)
町内のショッピングモール 「わさ~る」に寄りトイレ買い物休憩をして そこから南へ10km テグシンデ群落へ 標識があり迷わず行ける。
テングシデ 見学
イヌシデの突然変異によるとある。突然変異は1代限りだが これは何代も続き
群落となっている由 国の天然記念物
カバノキ科 動物のカバ? しらかばのかばで納得
なぜか 幹が曲がりくねり枝がしだれる 珍しい木
10mを越える大木が何本も空にむかってクネクネと曲がりながら伸びるさまはどこか
次に 志路原川沿いにある 吉川元春館跡 へ寄る
毛利元就の二男 吉川元春(1586年没 57才)の隠居所跡とのこと
敷地は広大 手入れされた敷地と奥にある墓所をのんびり散策
帰り 千代田 道の駅 舞ロードに寄り 16:15 広島着
山登りと観光 秋晴れの一日を楽しく過ごせました。
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