Friday, 2 August 2019

大神ケ岳、赤谷山(立岩山)Daijinngadake,Akataniyama(Tateiwayama)


今回は松浦さんからの寄稿です
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今回は秘境匹見町の奥にあり、古くは女人禁制の修験道の山とされた巨岩のそびえる二山を目指します。

商工センターを8時に七名で出発、早朝に雷、どうか雷さんにあわないように

1010                  登山道
後方に真っすぐ伸びた杉、檜を従え(三坂大明神大神ケ嶽山葵天狗者)と額のかかった木の鳥居の横から登山開始です。
三坂大明神大神ケ嶽山葵天狗者
いきなり(カナ、カナ)と鳴くヒグラシのお出迎えを受け、杉、檜の林の中の急な坂道を上り続けます。
小さな木の橋 滑らないように慎重に渡る
12分ほど登ったところに苔むした小さな木の橋があり滑らないように慎重に渡り、さらに少し木漏れ日のさす坂道を行くと大きな岩が現れます。
坂道を行くと大きな岩が現れます

1030                  平岩、潜り岩
最初の巨岩平岩です、名のとおり平たい大岩で上に木も生えてます。

最初の巨岩 平岩
ここでTさんから冷えたリンゴを頂き一休みです。(毎回ありがとう)
次は、五分登ると大きな岩の下に山葵天狗社の祠がありますが周辺は岩苔で滑りやすくなっています。
山葵天狗社の祠
さらに進むと今度は巨岩がころがってくる大岩を支えているように見える潜り岩が現れます。(横綱が下位の力士に胸を貸しているようです)
 
巨岩がころがってくる大岩を支えている 潜り岩
1047                  巨大な懸崖
潜り岩を通り抜けてすこし登ったところ、頂上直下に巨大な懸崖が現れます、崖下に三坂大明神の祠があります。ここから一周できる道が分かれており、私達は右側の急な坂道から頂上(岩の上)に向かいます。裏側にまわり、ふと気が付くと蝉の声もなく、静寂のなか、山紫陽花が群生しています。
    大神ケ岳山頂部直下の巨大な懸崖
足元は垂直、真下に林が見え、怖くて覗けない

11                          大神ケ岳(1177m)
懸崖の上(頂上に)に到着、足元は垂直に切り立っており真下は怖く覗けない、男性のTさん曰く、まさに中国山地のど真ん中、岩の上に立って下をみると雄大な谷が広がり、涼風が吹き上げてきます。

南には吉和冠山、東には恐羅漢山が見える素晴らしい眺望と気持ちのいい風 、ありがたいことです。
正面に吉和冠山

後方には匹見天然杉の枯れた古木が神木のように立っています。

1143                  広場
大神ケ岳から赤谷山を目指し30分、下り、登りを繰り返すと広場に到着、10m程度の草むらで、周囲の眺望は開け、正面に吉和冠山が見えます。ここで食事ですが、風は弱く、太陽が顔を出し、女性は日傘をさしての弁当となりました。食後は血圧談義となりました。
風は弱く、太陽が顔を出してきた


1243                  立岩
最終目的地赤谷山をめざします。比較的なだらかな手入れされた熊笹の道を尾根伝いに10分下がっていくと正面に欧州の古城のような懸崖がみえてきます。
これが、高さ50mあると言われる立岩です。
正面に欧州の古城のような懸崖
立岩の横を登り、少し怖いが岩の上に立つことができます。岩の切れ間から遠くの山と、壮大な谷は見えますが、直ぐ下は怖くて見えません。
林の向こうに赤谷山山頂

1253                  赤谷山(1180m)
立岩からロープを伝わって降りていくと谷間から風が吹き上げほっと一息、最後の坂を上ると赤谷山に到着です。南方面の眺望はひらけていますが、立岩に圧倒された人々が立岩山と呼ぶのが良くわかります。
赤谷山山頂で、ハイポーズ

1310                  下山開始
集合写真を撮り、下山開始   往路を引き返します。

1437                  下山(歩行歩数9000
滑った人、虫に刺された人もいましたが、暑い中、巨岩巡りを無事終え 
みんなホットとすると同時に、健康診断になったことでしょう。

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