今回は松浦さんからの寄稿です
7月28日
今回は秘境匹見町の奥にあり、古くは女人禁制の修験道の山とされた巨岩のそびえる二山を目指します。
商工センターを8時に七名で出発、早朝に雷、どうか雷さんにあわないように
10時10分 登山道
後方に真っすぐ伸びた杉、檜を従え(三坂大明神大神ケ嶽山葵天狗者)と額のかかった木の鳥居の横から登山開始です。
三坂大明神大神ケ嶽山葵天狗者 |
10時30分 平岩、潜り岩
最初の巨岩平岩です、名のとおり平たい大岩で上に木も生えてます。
最初の巨岩 平岩 |
ここでTさんから冷えたリンゴを頂き一休みです。(毎回ありがとう)
さらに進むと今度は巨岩がころがってくる大岩を支えているように見える潜り岩が現れます。(横綱が下位の力士に胸を貸しているようです)
10時47分 巨大な懸崖
潜り岩を通り抜けてすこし登ったところ、頂上直下に巨大な懸崖が現れます、崖下に三坂大明神の祠があります。ここから一周できる道が分かれており、私達は右側の急な坂道から頂上(岩の上)に向かいます。裏側にまわり、ふと気が付くと蝉の声もなく、静寂のなか、山紫陽花が群生しています。
大神ケ岳山頂部直下の巨大な懸崖 |
足元は垂直、真下に林が見え、怖くて覗けない |
11時 大神ケ岳(1177m)
懸崖の上(頂上に)に到着、足元は垂直に切り立っており真下は怖く覗けない、男性のTさん曰く、まさに中国山地のど真ん中、岩の上に立って下をみると雄大な谷が広がり、涼風が吹き上げてきます。
南には吉和冠山、東には恐羅漢山が見える素晴らしい眺望と気持ちのいい風 、ありがたいことです。
正面に吉和冠山 |
後方には匹見天然杉の枯れた古木が神木のように立っています。
11時43分 広場
大神ケ岳から赤谷山を目指し30分、下り、登りを繰り返すと広場に到着、10m程度の草むらで、周囲の眺望は開け、正面に吉和冠山が見えます。ここで食事ですが、風は弱く、太陽が顔を出し、女性は日傘をさしての弁当となりました。食後は血圧談義となりました。
風は弱く、太陽が顔を出してきた |
12時43分 立岩
最終目的地赤谷山をめざします。比較的なだらかな手入れされた熊笹の道を尾根伝いに10分下がっていくと正面に欧州の古城のような懸崖がみえてきます。
立岩の横を登り、少し怖いが岩の上に立つことができます。岩の切れ間から遠くの山と、壮大な谷は見えますが、直ぐ下は怖くて見えません。
12時53分 赤谷山(1180m)
立岩からロープを伝わって降りていくと谷間から風が吹き上げほっと一息、最後の坂を上ると赤谷山に到着です。南方面の眺望はひらけていますが、立岩に圧倒された人々が立岩山と呼ぶのが良くわかります。
13時10分 下山開始
集合写真を撮り、下山開始 往路を引き返します。
14時37分 下山(歩行歩数9000)
滑った人、虫に刺された人もいましたが、暑い中、巨岩巡りを無事終え
みんなホットとすると同時に、健康診断になったことでしょう。
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