2019.2.24(日)
※今月は中本さんの寄稿です。
今日の山は、山口県上関町、長島の最高峰「上盛山」です。昔は神山と呼ばれた山で、山頂にある灯台型展望台からの眺望がすばらしく、360度のパノラマが楽しめるということです。好天で、朝は冷えたものの日中は暖かな日差しが期待できそうです。
先ずは竹林の道 |
10分ほどで右へ御汗観音への車道が伸びる分岐へ到着し、ここで全員が合流しました。もう一台の車はこの分岐点に駐車していたのです。10:23発、尾根にのびる細い道に入っていきます。木々に囲まれた山道ですが、落葉の下の路面は舗装されていて歩きやすい道です。
ここからはこの車道を緩やかに登っていきます。道沿いにはスイセンが植えられ頂上まで続いています。20分で頂上に着くと一気に視界が広がりました。
プロペラ型のソーラー風車が見えますが、風がないので全く動いていません。それだけ穏やかな日だということで、
私たちにとってはとても気持ちの良い天気になりました。
らせん階段を上がって展望塔に出ると、まさに360度の絶景で、海の風景が広がっています。晴れた日には四国佐多岬や九州国東半島が望めるそうですが、少し霞んでいて確認できません。このあたりに詳しい方がおられて、祝島、叶島、牛島、馬島など近辺の島々の名前や原発の建設予定地なども教えていただきました。
12:10発、昼食後は登ってきた車道を下ります。少し風が出てきたようで、止まっていたソーラー風車がかすかに動いていました。15分で上ってきた山道との分岐点、ここは車道を直進し10分で御汗観音奥の院への分岐です。左にとって少し登ると神秘的な雰囲気の御汗観音が現れました。いろいろな建物や石塔がありますが、本殿はまるで砦のように急な崖斜面に石を積み上げた上に建っていました。観音像の胸のあたりがいつも濡れているように見えるので、御汗観音と呼ばれるようになったのだそうです。
展望塔から 西方面
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私たちにとってはとても気持ちの良い天気になりました。
らせん階段を上がって展望塔に出ると、まさに360度の絶景で、海の風景が広がっています。晴れた日には四国佐多岬や九州国東半島が望めるそうですが、少し霞んでいて確認できません。このあたりに詳しい方がおられて、祝島、叶島、牛島、馬島など近辺の島々の名前や原発の建設予定地なども教えていただきました。
展望塔から上関城山歴史公園を望む |
展望台の周辺にはスイセンが今を盛りと咲き誇っており、その数はおよそ1万本だそうです。スイセンの花で埋まった斜面の下にベンチが並べられており、そこで昼食を摂りました。
頂上展望塔をバックに、「楽だった」ので余裕の笑顔 |
12:10発、昼食後は登ってきた車道を下ります。少し風が出てきたようで、止まっていたソーラー風車がかすかに動いていました。15分で上ってきた山道との分岐点、ここは車道を直進し10分で御汗観音奥の院への分岐です。左にとって少し登ると神秘的な雰囲気の御汗観音が現れました。いろいろな建物や石塔がありますが、本殿はまるで砦のように急な崖斜面に石を積み上げた上に建っていました。観音像の胸のあたりがいつも濡れているように見えるので、御汗観音と呼ばれるようになったのだそうです。
分岐に戻って車道を下ります。変わった形のトイレの横を通り次の分岐を直進、15分ほどで全員が合流した山道分岐に着きました。途中、頂上への道路が拡幅されるのか、各所で大掛かりな工事が進んでいました。完成した時の島はどう変わっているのでしょうか。
城山歴史公園の河津桜を見に大勢の人で賑わう |
上関中学校の臨時駐車場へ戻ると、まだまだ多くの車が出入りしていました。展望台から眺めた河津桜を見ようと、みんなで桜まつり会場の城山歴史公園へ行ってみました。最終日の日曜日ということで屋台も並び、大勢の人で賑わっていました。
海賊の山城跡に、咲き誇る満開の河津桜とその向こうに広がる海と空。ピンクと青の美しいコントラストに色を添える黄色のラッパスイセン。桜まつりの賑わいの中で、春を迎えた独特の浮き立つ雰囲気を感じ、楽しい時を過ごしました。
早咲きの河津桜と黄色スイセンが咲き誇る
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後で調べた観光協会のサイトには桜まつりのチラシもあり、それには「約180本植えられている早咲きの河津桜と黄色スイセンが咲き誇る散歩道」とうたわれていました。
そのチラシにあるとおり、河津桜と黄色スイセン、そして真っ青な瀬戸内海の風景から早めの春を感じることができて、上盛山を計画したこの日が桜まつり最終日であった予期せぬ幸運に感謝です。今回は、山より桜の一日でした。
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