2018年 1月7日
今年も初の山登りは、宮島の弥山です。
いかにも新春にふさわしい山です。登るにも、海岸から直に535mアップになり、近場の山にしても、ちょっと高い山の部類で、気合が入ります。
弥山山頂は弘法大師さんの修行の場として、古来より神聖な場所として知られているところなので、新年度の健康と幸運とを、祈願するには最高の場です。
弥山山頂の巨大な岩 |
正月の最初の日曜と冬休みとが重なって、家族の親子連れの登山客も大勢で、いつもの静かな紅葉谷コースにも、行列ができるぐらい大勢が、登っています。
中には小学校の低学年ぐらいの子供が、我々を平気で追い越していきます。子供等は、身が軽いからどんどん飛ばすが、暫く行くと、ややバッテ気味の子もいたりして、それぞれにぎやかで、普段は見れないが良い風景でした。
紅葉谷の巣の谷間には落ち葉がぎっしり溜まっていましたが、登山道の石の階段は、落ち葉を年末には、弥山をきれいにするボランティアさんか、誰かかが掃いたのか、かなり、こざっぱりとしてきれいにしてあります。
分岐点から10分、弥山本堂と霊火堂のある広場に到着、そこは、縁日の賑わいだ。登山客以外にも、紅葉谷のロープウエーからの訪問客も大勢見かけます。
霊火堂から、右上の階段を登って、三鬼堂に行き、我々明日山会メンバーの今年の山登りの安全祈願のお祓いをしてもらいます。
お坊さんの打ち鳴らす調子の良い大太鼓の音が腹に響き、ありがたい法話を聴いているうち、汗も引き、ちょっと身体も冷えてきます。山頂は気温が平地より低いので余計寒さを感じますが、今日は日差しがあるので助かります。
弥山山頂から、今年もよろしくお願いします。 |
お祓いをして頂いて、三鬼堂から更に5分ほど階段を登り、くぐり岩を抜けて、弥山山頂へ到着。山頂も同じく、大勢の登山者とロープウエーからの客でごった返しています。山頂の展望台の二階の座は、ぎっしりで、座る余地はなさそうです。やっと、弁当を広げられる場所を山頂の大岩の付近に見つけ、お握りをほおばります。食後のデザート等も有志の方から廻していただいたり、また、寒いので、魔法瓶に入れたホットなお湯でのカップ麵が大人気です。
今回の登坂では、宮島の弥山に特に詳しい、増さんが宮島弥山の七不思議のいくつかと、山頂の大岩のいわれや成立ち等を、大変おもしろく紹介してくれました。 「中でもアノ大きなアレが、今年の福笑いになったよ!増さん!^ ^」
下山は大聖院コースを下ります。下りきったところの懴悔堂の祠では、それぞれが、おもいおもいの懺悔をしながら、その前を通過します。
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