Friday, 3 March 2017

宗箇山(三滝山)(356m)

2017年2月26日
「9時に可部線のJR三瀧駅に集合」との指示に、さすが明日山会のメンバーさん、早目の列車や車で来られ、5分前には、皆さん全員ご到着。参加者は女性2人、男性7人のメンバーで、やる気満々です。
幸先の良いスタートでした。
 駅から歩いて5分、三滝寺の想親観音堂の横から出発。
三年前の豪雨で、この辺の谷間も大きく崩れた。砂防ダムなどの修繕が行われている。その被災現場を横目で見ながら、しばらく進む。
三滝寺の想親観音堂の前で



安佐南区祇園長束方面が見える
やがて急に視界が開け、長束の鞍部へ出る。その場所から、右に安佐南区の祇園長束が見える。この辺の方だろうか、同じ山登りのスタイルで、ご年配の夫婦連れの方に出会う。道を尋ねると、左の細い山道から入れば、宗箇山へ登る尾根筋に行けると、親切に教えていただく。教えられた道にそって宗箇山へ。
宗箇山の山道
 
 道のわきに古い木の切り株があり、白いキノコがはえていた。まだ、この季節は、目立った花らしきものはあまり見当たらない。しばらく行くと、ゴッツイ大きな二つの岩「双子の大岩」にたどり着く

双子の大岩、その名前のとおりよく似ている
二つの岩の合間から子茶臼山がぼんやりと見える。今日は、天気は晴れだが、遠くの景色は、霞に覆われて見えにくい。
急登で、背中のザックとお尻がゆれる!

 その先の山道は、傾斜がだんだんきつくなるが、やがて30分ばかり登り切ったところに、ひょっこりと宋箇山の平らな山頂の広場が目の前に現れ、到着。

宗箇山(356m)山頂着は10時半、皆さん余裕の表情でした。


 息を整えて、あたりを見回すと、頂上の宗箇山の看板のある広場に、宗箇松と呼ばれる、まだ若い松の木がある。この山と松の名前の由来は、江戸時代初期に活躍した上田宗箇が、ここへ松を植えたことにちなんで名付けられた。上田宗箇は武将でもあり、茶道の上田流の始祖でもあった。現在の松は四代目だそうだ。ここで記念写真をもう一枚パチリ。
頂上看板の横手に、四代目宗箇松の標識

  ここは見晴らしの良い場所で、広島市中心部の市街地がよく目る。林立するビルの谷間に、本川、平和公園の森、平和祈念館、原爆ドームが見えるかな?その近くには、子供科学博物館の白く光るドームなど、主な建物が良く見える。霞がなかったらもっと良い。天気が良ければ、ここへは何度でも登ってみたい。
平坦な尾根筋の道を進む
 宗箇山でしばらく休憩をとって、そこから約1.3km南の高峠山(237m)へ向かって、尾根筋をしばらく歩く。ところどころに竹藪や、両サイドの木々の林にかこまれた山道が続く。歩いて、大変気持ちが良く、豪華な山のプロムナードを行く感じです。


右へ高峠山、左へ三滝寺
高峠山は、三角点が私たちを出迎えてくれる。
高垰山の山頂の三角点を睨む

 今日のお昼の弁当タイムは、JR三滝駅近くの「むさし」で、おにぎりを食べる予定でしたが、日曜のせいで、お昼は家族連で満員。そのため、その場で解散し、一部のメンバーは横川方面に移動しての昼食でした。横川組はひよっとしたら一杯・・かな?

 この時期は、特に、市内の近くの山登りは、お薦め!。空気もきれいで、ひんやりした適度な気温、山は低いので、あまり大汗もかかず、天気に恵まれれば最高。
今日は、まさにその日でした。



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