2015年 6月21日 (曇り)
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戸河内から内黒峠を越えて、恐羅漢スキー場のレストハウスへ |
今回は総勢7名(男性5名、女性2名)の参加があり、8:00に集合し2台の車に分乗し出発。
数日前まで雨が心配されたが、自称晴れ女のKさん参加により雨も逃げたみたいで、少し蒸し暑かったが新緑の中を気持の良い山行となる。
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広島森林管理署の看板 |
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「恐羅漢細見峡自然林(恐羅漢地区)」の紹介で、ここは横川国有林です、と書いてある |
スキー場を横目に、大きな看板を見ながら、ハイカーにとっては少し贅沢な登山道を出発!
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このゲレンデの最上域は山頂近くまで切り開いてある |
準備運動を済ませ牛小屋高原ハウスを10:10にスタートするが、熊が多く生息する地区なので、もちろん熊避けの鈴は必需品。
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山道は広く、ゆったりしている |
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夏焼峠の砥石郷と恐羅漢山との分岐 |
夏焼峠から恐羅漢山へは、少し遠。回りになるけど台所原経由の道を選択
ここからは熊に遭遇しないよう鈴を鳴らしながら、緑の林を楽しむ。
足しもとの「マムシ」にご注意!
Kさんが危なかった!もう少しで、マムシをふんずけて、かまれるところだった!
後ろに続いていた
Nさんの報告・・・
「
Kさんが、何に!これー!と叫び声をあげて、何かをまたぐと、一瞬、道の真ん中の草むらから、何か太いロープのような物が、斜め目の前の瓦礫の道を、スルスルと抜け、右の茂みに逃げる。その背に大きな、マムシの斑点が不気味に光るのを目撃した!」
この時、初めてマムシと判明。昼寝をしていた?マムシにとっても、迷惑なことで、お互い何もなくてホッとする。ちょっとした、貴重な体験であったが、ご注意、ご注意!
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狙われた Kさんの足元 |
林道沿いにウドやタラの木が多く、タラの芽を少し採り天ぷらにしてもらおうとMさん持ち帰る。
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タラの芽が出ている |
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どれどれ、こいつは大きいタラの芽、てんぷらにするか! |
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林道から台所原の原っぱにでる |
台所原から恐羅漢山頂上へは大きなブナの木の間を進む。大きなブナは驚くなかれ葉と葉の積もった土壌に8トンもの水を蓄えるとのことだ。小さなダムですね
ここからは、山頂への直登のコースは急坂で、半時はあえぎ、あえぎ、頂上は、まだか!まだか!と声がした。
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ブナの林と急登坂が続く |
恐羅漢山頂に到着。やれやれ、早速、お弁当だよ!
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本日、参加の山ガールと山ボーイの面々 |
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恐羅漢山頂にて、昼食のひと時 |
恐羅漢山での昼食時枯れ木の上でウグイスが見事な鳴き声。普通ウグイスは姿を見せないのだが、ここのウグイスは余程人馴れしているものと思えた。
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ウグイスは熱心に歌の練習をしていました。歌の発表会でもあるのかな? |
恐羅漢山頂より、約20分ぐらいで、旧羅漢山に到着
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岩場の縁を縫って、いよいよお目当ての花を求めて |
岩をよじ登ると、そこには、抜群の景色と、ちょっと斜め横にも大きな岩がある。
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右上の岩の近くに白い花が見える。 |
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ひとつの木に?咲いているようだ! |
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オオヤマレンゲ 白い花は、貴婦人を思わせる |
今回の目的のオオヤマレンゲです!旧羅漢頂上の岩の裏側に立派に咲いていました。
オオヤマレンゲは正に山の中の蓮華で、純白の花は神々しささえ感じた次第です。
この花を求めて、多くのハイカーが数々訪れ、賑わうっていました。
恐羅漢で見つけた動植物:
この写真は、
Kさんがマムシに遭遇した林道に咲いていた花。
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台所原分岐の付近でみたキノコ? |
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ナルコユリ |
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皆さん、何を見つめているのですか?かえるの卵! |
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白い花と思いきや、モリアオガエルの卵か・・ |
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林道の草花を観察 |
下山はスキー場を下りるコースをとるがササユリが意外と少なく残念。しかし、ギンリュウソウ・ナルコユリ・ヤマボウシ・コアジサイ等も見られ満足の山行だった。
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ゲレンデのロープウエー頂上 |
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ゲレンデの縁に咲いたササユリが、凜とした花を咲かせている。 |
以上、香口さんより
今回の恐羅漢ハイキングは、上天気とは云えないが、気温は、ほどほどで、山歩きは快適でした。
マムシ騒動も、もしもを考えたら、ちょっと大変なことになったかもしれないが、幸いにして、久保井さんが、一瞬早く気がついてくれたので、良かったと思っています。
また、お目当てのオオヤマレンゲ、山百合他もろもろの草花を見ることができて、山歩きプラスで、目と身体の保養ができました。
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