Thursday, 17 April 2025

曽場ケ城山 SobagaJyouYama 607mh/東広島市

 曽場ケ城山(そばがじょうやま)         

4月13日 天気 晴れ                 今回の寄稿は松浦さんです。

 今日は(標高607.2mh)の山、曽場ケ城山に登ります。西条盆地が広く見渡せ、大内氏の城跡が残る曽場ケ城山をJR八本松駅前(標高255mh)から 目指します。

10時30分

(スタート)JR八本松駅から正面に曽場ケ城山が見えます。

右の一番高い山が、曾場ケ城山

 駅前の国道を左に進み、七つ池右手に登山口の案内板 (木に囲まれ少し見にくい)

舗装された小倉林道を少し進むと登山道」入口です。

七つ池登山口
    
 (供養塔) 登山口から谷筋と薄暗い植林帯の坂道を20分程度登ると分岐標識が、右に少し下ると大石に供養塔と書かれた戦没者慰霊碑があり、八本松から竜王山にかけての展望が得られます。

供養塔と書かれた戦没者慰霊碑を見上げる。
供養塔の岩下の石仏像

(二の丸跡)再び分岐に帰り、岩の点在する急登をすすみます。つかの間、道は緩みますが、緩急を繰り返して、ひたすら登ると、牛の段跡。31番文殊菩薩の石仏があり、二の丸跡に出ます。ここにも29番千手観音菩薩、30番阿弥陀如来の石仏があります。

二の丸跡

(本丸跡) 二の丸跡から少し進むと、矢竹のトンネルが現れ、そこを抜けると本丸跡です。戦国時代、大内氏の山城で、南に西条盆地と東広島市が、北に八本松から志和インター方面が開け、木の間から目指す曾場場ケ城山(まだあるな)も見ました。

矢竹のトンネル林の中を、ロープをたよりに急坂を登ったり・・・

曾場ケ城の本丸跡

(山 頂)  次は頂上を目指しますが、いきなり急な矢竹林のロープの下り坂です。その後は城跡らしいアップダウンの急峻な道がつづきます、最後の急坂をロープに助けられて登り切り、やっと到着です。

馬酔木の木の向こうに西条盆地が広がる
      12時42分

 小さな広場から南北に八本松方面や山々が見られ、山桜、馬酔木、今が盛りの山ツツジの花が目を和ませてくれます。

山頂のベンチ

          歴史を感じさせる古い看板を背に、登山家6名ニッコ!記念撮影。

お疲れ様でした。
   
 (下 山) 13時22分

    登ると時には、気づかなかった三の丸跡の標識がありました。


帰路の最後は急勾配の尾根を下る。

    77歳の私にはキツイ行程で、棒になった足に鞭打って登山口に帰ってきました。

       14時40分


Wednesday, 2 April 2025

冠岳(KannmuriDake 487m 広島県佐伯区)

 冠岳   2025年3月23日                                                今回の寄稿は香口さん

  今日の冠岳は山でなく岳がついているので、低山ながら厳しい山登りを覚悟しての

  登山なります。参加人数が少なく、2台の車に分乗して冠岳に向かう。

9:00 計画書どおりに出発する。

 佐伯の津田の廿日市市役所の佐伯支所前交差点(県道293)を南に下がり、小瀬川ダム

  に向かいます。ダムの東側に管理事務所があり、そこの駐車場に駐車し、トイレも

  借りていざ出発です。

  いまから登る山は小さなマッターホルンと言われるだけのことはあり、頂上あたり

  に岩も見え、闘志も湧いてきます。

人呼んで小さなマッターホルン 冠岳!

  登山口からすぐに急登で、何だよ!この山はって感じです。


  小さな山を登り詰めると鉄塔があり、

先ずは急登から始まる。
  

鉄塔に到着。

       せっかく登ったのに今度は下り・・。

おいおい! すぐ下がるのかよ

9;50 見晴らし岩にやっとの思いで到着する。 

 岩の上に出るには、岩の右の細い道から岩をよじ登るのですが、右は千尋の谷・・

 どうしても岩の方に体が傾きます。

右に落ちたらおさらばですよ・・

足を掛ける所が高く、体が持ち上がらないので、元気な人に、先に上がってもらい引っ

張ってもらいました。

岩の上からは眼下に宝田山と車を停めたダムが見え絶景ですが、足がすくむ感じです。

ダムと宝田山が眼下に見えます。

南の遠くには、以前登った白滝山・大師山、西には二代木山、東には瓦小屋山・三倉岳

が見える絶景です。

南の遠くに小さく白滝山‣大師山。

西には二代木山

瓦小屋とその向こうに三倉岳

 最後は滑りそうな岩の上を10分掛けてよじ登る。

10:10 やっとの思いで頂上に到着する。

頂上からは見晴らし岩からは、見えなかった北の眺望が開け、遠くには大峯山も見え
 
360度の大展望です。

頂上の岩は8畳くらいの狭い平坦な岩なので、景色を堪能したら、集合写真を撮り、下山。

遠く北には、大峰山の雄姿も見える。

全員、写ってるかな?

10:35 早々に下山を開始する。

下山は東側の沢ルートもあるのだが、登った道を引き返すのが無難とのことで、元来た道

へと下りました。足を滑らせては一貫の終わりなので注意深く下山します。


11:35 ダム管理事務所横の駐車場に到着。
 
  道の駅『マロンの里』の裏側の河原にて昼食を取る。

道の駅、マロンの里

12:50 昼食を済ませ、まだ早いのだけど帰路に着く。帰りは河津原のセブンの所に出て帰る。 

 今回は短時間ではあったものの、緊張する岩登りや頂上からの大展望と山の楽しさを

 十分味わえる山歩きとなりました。

 帰路の途中、昔登った三倉岳が枝垂桜に映えていました。

三倉は、何時見ても素晴らしい。