Sunday, 4 October 2020

吾妻山(1238m)Azuma Yama

 2020年 927

 寄稿は松浦さんです

今回は出雲地方との県境にそびえ、比婆山連邦の中にあり山容が最も優美な山で野草の宝庫。ファミリーで楽しむには最適のエリアと言われている標高1238mの吾妻山です。 

紫のマツムシソウ(松虫草)

10

スタートの予定時間ですが予報と違い、霧がかかり、雨、風のため天候回復を待つことにしました。

1030分   池の原草原

少し明るくなったのですが休暇村横から7名で、芝の草原を登り始めます。山頂は霧で見えません。早速、白いカレンな梅鉢草、マツムシが鳴く頃にさく紫色の松虫草、白いススキの穂のような花のサラシナ升麻等が咲いていました。

 

白いカレンな梅鉢草




サラシナショウマ





直ぐに池の柵があり、ほとりに紫色の菖蒲が咲いてました。ここから小高い丘(小坊主)に登ります。振り返ると休暇村、池、牛囲いの柵、草原の美しい景色が見渡せます。

ピンク色のカワラナデシコ


 1103分   こみせん(芝生広場)

小坊主を下り、緩やかな芝の登山道にかえり少し登ると、雑木に囲まれた坂道になります。道脇の花が目を楽しませてくれます。

やがて雑木がなくなり開けた尾根道に出ます。急な木段の道を一歩、一歩登ったところに芝生広場が現れました。


ツリガネニンジン


青空も、少し顔を出し、歩いてきた池の原方面に加えて山頂も見えました。

休憩でおやつをいただき(いつもありがとう)頂上を目指します。

道脇に咲く黄色、ピンク、紫の花を見ながらススキの道を登ります。再び霧と風が出て視界が悪くなってきました。

ワレモコウ(吾亦紅)


1130分   山頂

360度の素晴らしい展望が広がり、竜王山から比婆山連山、毛無山、伯耆大山、好天ならば日本海が望めるとのことですが、今日は景色なしですが人気の山で35名の人がいました。

吾妻山山頂にて一枚

写真撮影を終えて食事ですが、残念な天候で楽しい弁当とはなませんでしたが、いただいた葡萄は美味しかったです。

 吾妻山から南之原へ


 

1210分   南ノ原に向けて下山

下りは、天気よければ花の多い草原の稜線で、空中散歩が楽しめる所だそうですが、残念、またのお楽しみ。


南之原へすすきの野尾根を歩く

             

道脇の、黄色のアキノキリン草、青紫の竜胆、ピンク色の可愛いイヨフウロウ、紫のトリカブト等の花を見、ワイワイ言いながら、ススキの原を隊列を組んで下ります。

黄色の秋のキリン草


やがて、ゴロゴロした山道に変わり滑らないよう慎重に下ると、分岐に当たります。

イヨフウロ


フジバカマ

南ノ原方面のブナ、ミズナラの樹林の中の緩やかな道を下るとキャンプ場に出ます。大池、瓢箪池(鯉や蓮の花)のそばを通って休暇村に帰りました。

                

リンドウ




ツリフネ草


トリカブト



 1315分   休暇村到着


天気は良好と思ってましたが、山の天気は別でした。野草の宝庫であり、景色の美しい、皆が楽しめる、登りやすい山だと感じることはできました。

何度も登ってみたいです。


                                               





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