2020年 9月27日
寄稿は松浦さんです
今回は出雲地方との県境にそびえ、比婆山連邦の中にあり山容が最も優美な山で野草の宝庫。ファミリーで楽しむには最適のエリアと言われている標高1238mの吾妻山です。
紫のマツムシソウ(松虫草) |
10時
スタートの予定時間ですが予報と違い、霧がかかり、雨、風のため天候回復を待つことにしました。
10時30分 池の原草原
少し明るくなったのですが休暇村横から7名で、芝の草原を登り始めます。山頂は霧で見えません。早速、白いカレンな梅鉢草、マツムシが鳴く頃にさく紫色の松虫草、白いススキの穂のような花のサラシナ升麻等が咲いていました。
白いカレンな梅鉢草 |
11時03分 こみせん(芝生広場)
小坊主を下り、緩やかな芝の登山道にかえり少し登ると、雑木に囲まれた坂道になります。道脇の花が目を楽しませてくれます。
やがて雑木がなくなり開けた尾根道に出ます。急な木段の道を一歩、一歩登ったところに芝生広場が現れました。
ツリガネニンジン |
青空も、少し顔を出し、歩いてきた池の原方面に加えて山頂も見えました。
休憩でおやつをいただき(いつもありがとう)頂上を目指します。
道脇に咲く黄色、ピンク、紫の花を見ながらススキの道を登ります。再び霧と風が出て視界が悪くなってきました。
ワレモコウ(吾亦紅) |
11時30分 山頂
360度の素晴らしい展望が広がり、竜王山から比婆山連山、毛無山、伯耆大山、好天ならば日本海が望めるとのことですが、今日は景色なしですが人気の山で35名の人がいました。
吾妻山山頂にて一枚 |
写真撮影を終えて食事ですが、残念な天候で楽しい弁当とはなりませんでしたが、いただいた葡萄は美味しかったです。
吾妻山から南之原へ
12時10分 南ノ原に向けて下山
下りは、天気よければ花の多い草原の稜線で、空中散歩が楽しめる所だそうですが、残念、またのお楽しみ。
南之原へすすきの野尾根を歩く |
道脇の、黄色のアキノキリン草、青紫の竜胆、ピンク色の可愛いイヨフウロウ、紫のトリカブト等の花を見、ワイワイ言いながら、ススキの原を隊列を組んで下ります。
黄色の秋のキリン草 |
やがて、ゴロゴロした山道に変わり滑らないよう慎重に下ると、分岐に当たります。
イヨフウロ |
フジバカマ |
南ノ原方面のブナ、ミズナラの樹林の中の緩やかな道を下るとキャンプ場に出ます。大池、瓢箪池(鯉や蓮の花)のそばを通って休暇村に帰りました。
リンドウ |
ツリフネ草 |
トリカブト |
13時15分 休暇村到着
天気は良好と思ってましたが、山の天気は別でした。野草の宝庫であり、景色の美しい、皆が楽しめる、登りやすい山だと感じることはできました。
何度も登ってみたいです。
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