今回は増田さんの寄稿です
弥山は寝観音さんシルエットの額のあたり |
恒例の弥山参拝登山
天気は晴れ、風なし、気温良し
善男6名善女1名10時前
に宮島桟橋に到着。
桟橋近くの誓眞釣井 |
桟橋近くの誓眞釣井のお地蔵さんに手をあわせ厳島神社へ
時刻は干潮、海に浮かぶ朱の寝殿造りと工事中の為日月のマーク入り朱の大鳥居が拝めないのが残念ではあるが
神社参拝の列は長く、それが又、一層の御利益を感じさせてくれた。
手水舎で清め大麻で穢れを落し、客人神社、本殿と祈願をし、平舞台で
後、御朱印を求めて行列 |
待望の獅子とこま犬のシンボルマークつき陰陽像をカメラに収めた
これだけでも貴重
厳島神社のこま犬が参拝客を見守る |
五重塔と境内の能舞台 |
御朱印人気で長い列を右にしながら神社を後にして
有名なアナゴ飯「ふじた屋」の前を通り大聖院登山口に
10時半に到着。
中央に滝の宮神社 |
宮島で一番きれいな実と呼ばれている「トサムラサキ」の群生のある滝の宮神社を過ぎ
滝の宮神社を過ぎ11時10分に里見茶屋で少しの休憩をとる。
里見茶屋(166M)から20分で
里見茶屋から厳島神社と朱(白い覆いの中)鳥居が見える |
高さ30M横150Mの幕岩に着く。
この岩は寝観音さんの目にあたる場所で帰りのフェリーからみると
神の島を体感できる。
歌舞伎座の幕のように縦じま模様 |
幕岩から10分で遊女の石畳 江戸時代まで宮島には遊郭があり相撲番付では
全国前頭10枚目ほどの賑わいだったとか。
その遊女が石畳を寄進したところ。
遊女の石畳をすぎて仁王門に11時40分到着
仁王門の赤く、力強い仁王さん |
ベンチで休憩Tさんから美味しいリンゴの提供
なんとタイミングのよいことであろう。
この地点18丁423Mである。
サーひと踏ん張りと仁王門を出発、鯨岩をすぎて弥山本堂到着12時丁度。
今回は登山の安全を祈願して三鬼さんに祈祷をお願いすることが目的である。
明治の伊藤博文さんは三鬼さんを守護神にして自費で参拝道を整備したのがこの大聖院ルートである。
三鬼さんで、登山の安全祈願をしてもらう |
弘法大師が大日如来、虚空蔵菩薩、不動明王の仏を呼び寄せた
その仏が鬼神に化身し、大小の天狗を使い
願いごとをかなえるといわれている。
祈祷者が多いようなので先に頂上で昼食を済ませることにする。
弥山頂上12時15分
360度大パノラマ「日本三景の一の真価は弥山の眺望にあり」天気に感謝
東は広島市内高層ビル 南は呉倉橋遠く石槌山西は大竹岩国 北は中国山脈
中国山脈に雪はない。
こんな気温が続くと本当に今年雪がふるのかな
広場の岩の上に弁当を広げる。
暖かい春のピクニックのようだ
TさんキュウイフルーツKさんしらたけキノコ自家料理に舌鼓
食事後 三鬼さんの祈祷を頂きにお堂へ。
ムラサキの衣に身を包んだ祈祷師が鐘と太鼓と呪文で明日山会の安全祈祷をする。
太鼓の音が腹にしみ込んだ
祈祷後の講話がかなり長かったのはサービスだったのでしょう
目的を果たして一路下山一番速いと言われている紅葉谷コース
若宮原を駆け抜け奥紅葉谷でトイレ休憩直ぐに桟橋フェリー乗り場へ
時刻は3時20分
明日山会のこの1年の安全を祈念した登山でした
お疲れ様。