Friday, 17 August 2018

白馬岳二度目の挑戦 Shiroumadake (2938m) 8月4日

84日 白馬岳→三国境→小蓮華山→白馬大池→天狗原→栂池自然園


 早朝、4時半過ぎ、皆で、白馬山荘から白馬岳の方角へ50mぐらい登った近くの丘にのぼり、白馬岳開発の恩人としての松沢貞逸氏のレリーフ像と碑文がある記念碑の近くに行き、そこから日の出を拝し、本日の無事下山を祈る。

今日も最高の天気に恵まれる、感謝!
今日の天気もは晴れ、白馬岳から三国境、小蓮華山、白馬大池へと、ずっと連なる尾根道の素晴らしい空中散歩が始まる!

朝6時すぎ、他の登山客とともに山荘を出発。
出発前に白馬山荘の前で記念写真
 
 出発から15分ぐらいで白馬岳の山頂へ到着、360度の景観!素晴らしい景色が広がる。復路は昨日登ったコースを辿っていく。ここからは、周辺の景色を楽しみながら下っていく、我々登山客にとっては大変贅沢な時間となる。
白馬岳山頂に登る途中、昨年登った立山と、別山から見た劔岳が彼方に

AM 6:38 白馬岳の西の旭岳(2867m)を左後方に見ながら、三国境へ尾根にそって北東へ進む。コバルト色の青空がずっと広がる。
旭岳山頂の左下の雪渓の形は、白い狼の遠吠え?「また、おいで!」と言っているようだ。

AM 640 手前の白馬岳山頂から、尾根筋は三国境へ、そして東へ小蓮華山へとつづく。
美しい山なみが、ずっと連なる。万葉集の「やまなみのよろしき国と」は、まさに!


AM 658 振り返ると中央にそびえる、白馬岳の優雅な山頂が我々を見送ってくれる。昨日はこの山頂までの道は遠かったが、なだらかな坂道が頂上の丘へとつづき、とても三千メートル級の山の頂上とは思えない穏やかな登り坂だ。
今朝の白馬岳は「ふり返り美人」

AM 707 振り返るとー昨日が白馬岳山頂と間違えたピーク。往路では坂や山の形を見る余裕がなかった。
今朝のこのピークも美しい!

AM 707 雪渓の大きさとその厚さにびっくり! 
雪渓の厚さが3m~5mはありそう
三国境(2751m)の標識

AM 7:23 三国境、ここからから北への尾根筋には朝日岳、その朝日岳からは「栂海新道(つがみしんどう)」と呼ばれ、日本海の親不知海岸へ通じる山道が一人のサラリーマンとその仲間の情熱で拓かれたとある。
この山並みの向こうにアルプスと日本海へ繋がる栂海新道がある。手前の山は鉢ケ岳


AM 731 この雪渓の雪は万年雪か?この近くで氷河が発見されているとか。
山腹には、あちらこちらに様々の大きさの雪渓が白く光っている

AM 738 ここの道幅は、写真では広く見えるが、すぐ右は谷底に通じる急斜面なので油断はできない
前方右に小蓮華山のピークが見える

AM 748 小蓮華山の山頂の手前から、今まで通った後方を振り返ると、白馬岳のピークは見えないが、左側の山のピークは杓子岳(2812m)。
格好の撮影スポット

AM 7:37 小蓮華山の近く、白馬岳の展望が良い場所で思い出の一枚。
杓子岳(2812m)・白馬岳(2932m)を背景に


AM 837 小蓮華山の鉄剣の下で記念撮影
バックの山並みが素晴らしい!皆さん上機嫌でした。

小蓮華山の近くの尾根道には、お花畑


AM 9:16 杓子岳と白馬岳の間の大雪渓が、小蓮華山と船越ノ頭の間の尾根から見えた。結構、たまっている雪の量が多い。

こここから、杓子岳と白馬岳の谷間に大雪渓が良く見える(撮影:Tさん)


大雪渓(上の写真を拡大)
美しい杓子岳、白馬岳の山々を後に、名残惜しい!(撮影:Tさん)

AM 926 雷鳥の親子に再び会える!ただ、家族の子供雷鳥は、ハイマツの茂みの中に避難してしまった。
この写真の中に雷鳥の親が一羽、悠々と歩いています。どこにいるか、わかりますか?

AM 956 船越ノ頭に着、後方を振り返るとそこには、この景色!
北アルプスの屋根、白馬岳の背中を大遊歩できた幸運に感謝!

AM 1007 白馬大池を眼下に見て雷鳥坂を下る。
白馬大池の青く澄んだ色が美しい。この池の水位は変わらないそうだ。
AM 1034 白馬大池山荘に到着。残雪とテント村、山荘の屋根の赤と山の緑、湖と空の青さとで、色彩が華やか!
ここで昼食休憩


白馬大池のキャンプ場で昼食休憩をとって、白馬乗鞍のケルンまで、岩場のゴロゴロ石の上をジャンプしながら登る。結構きつい行程だ。
上から手前の岩にたどり着く
再び雪渓渡りに挑戦。少し日差しが強くなり雪渓の雪も柔らかい。何人かは何もつけずに雪渓の反対側に難無く到着。
この後が、最後の難コース、岩と岩、その間に足を落とさないよう、足を踏ん張り、足首からくるぶしにいたる筋はもうへとへとにつかれる。
天狗原に到着してしばし休憩。最後に栂池自然園に着いた頃は暑さと足の疲れからぐったり。
白馬岳登頂をやり終えた解放感に再度ひたり、いたわりの褒美として、冷たいリンゴ水の美味かったこと。今宵は白馬の民宿泊まり、うまいビールが飲めそうだ!



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