Wednesday 25 May 2016

初夏の三瓶山

女三瓶山(957m)から男三瓶山(1126m)の尾根筋を縦走
2016年5月21日

 三瓶山、一年ぶり、参加者は8人。

本日の山ガールさんはTさんの紅一点。

Tさんのおかげで、今日は、朝から晴れわたり、最高の天気!

絶好のハイキング日よりだ!

今回のコースは、東の原の登山口から→観光リフト→女三瓶山(957m)→男三瓶(1126m)→北の原の姫逃池に下山する。

 このメンバーにとっては、半月前に山行きがあり、体力的にもくたびれがたまりそうな時に、
子三瓶山(961m)から左へ孫三瓶山(903m)へと
三瓶山をグルット回るのはややハード、今回は少しユックリしたものにしたいということで、Nさんの心くばりです。
「年は年、すこしでも、足に負担をかけないように」という配慮でしょうか?


 この山の会の良いところは、メンバーの大半が60歳代以上のため、時と場合によりますが、リフトの使用が認められています。本日はその日です。
女三瓶山頂(957m)の通信塔およびパラボラアンテナ群
ただ、今日の天気では、ちょっともったいないという声もありました。

そのロープウエイの右上にそびえているのは、昨年登った女三瓶山。
パラボラアンテナとタワー群が見える、おなじみの光景。

ロープウエイ(リフト)を下りて、準備体操をして「女三瓶山(957m)目指して、いざ出発!
リフト終点から約50m アップ。

頂上からの眺めは抜群に良い。

女三瓶山(957m)から、男三瓶山(1126m)への縦走路を行く。 


痩せた尾根の細い道だが、両サイドは崖となっており、崖下はかなり深い。
場所によっては、岩登りをするような急斜面も多い。皆、結構、緊張感を持って登っている。
三瓶山の「レンゲツツジ」の花が豪華

最近、この会に入られたMさんのコメント、「今日登ったコースは、今までに登った中で、一番きつかった!」とのこと。

「これくらい、たいしたことはありませんよ!」
と云いたかったところですが、正直、自分も含め、ちょっときつかったので納得の相づち。

息がきれる!最近、弱くなったと実感。リフトで楽をしすぎたようだ。久しぶりで味わう山登りのハード面。

海抜1126mの男三瓶山頂に到着
鮮やかな緑に彩られた木の葉のトンネルの中を通る。太陽の光を受けて緑の光線が、目に差し込んでくる。すばらしい初夏のひととき!


三瓶山には、登山コースのところどころに、その季節に応じて、道端に花を見ることができる。

「タニウツギ」ところどころ咲いて、目を楽しませてくれる
中には、葉っぱ中央の上に、花芽がついてる大変珍しい植物を偶然見つけ大盛り上がり。
にわか植物博士が誕生。

島根県立三瓶自然館サルヒメ受付のお嬢さんから、そして、居合わせた、三瓶山の植物にに詳しい学芸員の方から、それぞれの名前を教わる。
クマノミズキ 枝先に白い花が咲いている

綿のよう、ふわっとした??


??? 
おかげで今回は、何種類かの花の名前を覚えることができた。
ハナイカダ、クマノミズキ、タニウツギなどなど。

「ハナイカダ(花筏)」葉っぱの上に、ちょこんと花芽が乗っかっている
お昼を男三瓶山頂で、済ませ、下山は姫逃池(ヒメノガイケ)登山道をおりる。

緑の木立の中をユックリと下山
この登山道は、ジグザグに進むことにより傾斜も緩やかで、階段の横木のワンステップの高さも、低く設定してあり、手入れが良く行き届いている。

ステップが低く歩きやすい

足の負担も軽く、歩きやすい道で、どちらかと云えば、家族向きといえる優し山道だ。
















姫逃池(ヒメノガイケ)の白と紫のカキツバタが見頃。

姫逃池(ヒメニゲガイケ)とカキツバタの花
白のカキツバタは、山賊に殺された若者、紫のカキツバタは若者を慕う娘さん、この池に逃げて身を投げたとのこと。悲話の伝説の池。
モネの睡蓮の絵を思わせる

最後に、三瓶温泉で汗を流す。

今日は終始、良い天気で、空気もカラッとして最高のハイキング。

三瓶山の雄大な山を見ながら緑の葉の中を歩いたことや、可憐な花々を思い出しながらのビールがうまい!

乾杯!・・・オッと、もう一杯!






Friday 13 May 2016

秋吉台:龍護峰~御鉢山~西の西山

秋吉台カルスト~展望台カルストロード~長者ケ森

5月8日(日) 晴れ   参加者10人  
          ―今回の山行記録は、高木さんです―
少し早い朝7:30に集合して車2台に5人ずつ分乗して出発。
後部座席の人は少し窮屈でした。

早速にハプニング2つ

  ・車後部中席はほとんど乗らないので、シートベルトの差込口がわからず、右往左往(結局、座席のシートの入り込んでいた由)。

  ・Nさん昼飯を途中で買う予定が 下松SA休憩のとき 安くてうまそうな弁当があったが コーヒーを飲むのに忙しく、買い忘れ。
後は秋吉台の近くのコンビニに期待をかける。

家族旅行村、中国自然歩道の看板

 9:40頃 秋吉台の家族旅行村着 
 Nさん、近くに弁当を探しにいくも見つからず、弁当なしで登る(これは辛い)。

 10:10 案内板をみて どちらかでも登れるが、左西側から龍護峰をめざす。

竹藪と灌木の中を龍護峰に向け進む








旅行村の裏側の雑木林から竹藪の中を10分登ると、御鉢山の麓の石灰岩が散在する。

草原に出る。
灌木の森を過ぎると、草原が現れ、カルスト高原へと広がる
龍護峰に向け、白い置石の群れの中を登る 飛行機雲!
ハシナガヤマサギソウ?


御鉢山を見上げながら、なだらかな道を登る。足もとにはワラビ、アザミ他黄色い小さな花が咲き乱れる中、さわやかな春風に吹かれて、暑くも寒くもなく、気持ちよく登る。


ほどなく、遠くに龍護峰が見えてくる。
ユックリと周りを観察しながら、余裕のトレッキング


20分で御鉢山分岐に着き、左龍護峰へと向かう。 10分で龍護峰(425.5m)頂上着。

龍護峰山頂、遠くに採石場
360度の見晴らしが素晴らしい。そこからは、御鉢山方面のカルスト台地と新緑と黄金色の山々、石灰石の採石場も見える。

小倉の方に撮影してもらう、 「九州を応援してください」と言っておられました。
小倉からの団体の人がわんさかと 食事中で にぎやか うち一人にシャッター押してもらう。


風景を楽しんだ後 元の分岐に戻り 10分で御鉢山(406m) 壮大なカルスト台地が望める。

御鉢山を行く
素晴らしい!


西の西山を目指して
その壮大な石灰岩が散在するカルスト台地の草原(主にススキ、萱らしい すり鉢状の穴はドリーネというらしい、学校で習った事があるのを思い出す)の中をそよ風に吹かれ 小鳥のさえずりを聴き 草花を眺めながら 気持ち良くトレッキング。


西の西山へ向かう 


急登につき ユックリと登る
西の西山(398.9m)山頂
西の西山への真っ直ぐな直登道筋はかなりの急登
 

粘土質の滑りそうな黒い土 まわりには、山焼きの跡かも、焼け焦げたような、草の茎が黒くなっている。


龍護峰から60分 12:00 西の西山(399m)着 ここからの眺めもまた良い。


石灰岩の上に座って 待望の昼食(Nさんには メンバーの皆さんから、暖かい愛のおすそ分けが集まり、メシバテにならずに済んだ。)

西の西山山頂で、食事も終わって、セルフタイマーでパチリ
次の三瓶山のコースなどを話しながら 30分で秋吉台家族旅行村へ下がる。

西を巡ったので次は東側 観光モードです。

秋吉台カルスト展望台: カルスト台地が一望 若竹山、長者ケ森、剣山等山々も望む。
千葉の女子高修学旅行生の一団と出くわし かしましい。

夏みかんのソフトクリーム 皆さん 賞味 

秋吉台カルストロードをドライブして 長者ケ森へ

長者ケ森の近辺を散策 北山の下まで行ったが登らずー

15:20帰路へ    17:20広島着
 秋吉台家族旅行村→龍護峰→御鉢山→西の西山→家族旅行村