久しぶりの縦走コースは、広島アルプスと呼ばれるボリュームのあるコース。
参加者は11人、可部線の古市橋駅に 8時5分に集合。 JRで来た人がほとんどで、上り下りの到着時刻が2~3分の違い、丁度良い時間で、遅刻者なし。
天気は晴れ、絶好のハイキング日より。晴れ女の皆さんありがとう。
本日のコース
は、祇園北項高校の上り口から、武田山(410.9m)、火山(488.3m)、丸山(457.6m)、大茶臼山((423.2m)から、己斐峠に抜けるの長丁場。
古市橋駅の近くのセブンで、弁当やおやつを仕入れる。
しばらく、街並みを歩き、途中、この地域の氏神さんの、尾首日吉神社を拝観、道中の安全を祈願する。
境内の草むらには、土筆が顔を出し、春の息吹を感じる。
祇園北高校前登山口8時50分から登り開始。
登り口の坂で、みんな、それぞれ思い出したように準備体操のストレッチ。
さあ、登ろう、登ろう・・
「馬返し」にたどり着く、これ以上先は馬が進めないところ。
それにしても、昔の馬はよくこんな坂を登るものだと、そのタフさに脱帽。
帽子をとって、汗をぬぐう。
今日は、日曜日、我々のような10人以上の団体ハイカーが3組、ワイワイにぎやかだ。
メンバーは中年?以上、山ガール、山ボーイ、それぞれの若き思いは、我々も同じ。
武田山の山頂、リラックスする中で、スケジュール管理。
時計と睨めっこ。
エット、ここで、10分稼いだぞ!
頂上の、大岩は、我々ハイカーにとっては、なくてはならないミィティング・ルームの腰かけとテーブル。
寝そべると、春のあったかい日差しで眠くなる。
「ちょっとお-!サボらずに次のコースに進む!」
Kさんに、どやされそうだ・・・
武田山山頂から火山より50mぐらいに、弓場の広場がある。的と弓矢が用意されている。
弓は竹だが、長い間使われたのか、ちょっと弾力性が弱く、飛びそうに無い。
昔もこのあたりで、弓の練習に励んだのかな、
Nさんの格好が決まっている。
今回は時間の関係で、弓の練習は無し。
きつい坂を、下りたり、上がったりしながら、やっと、11時前に、このコース最高峰の火山山頂(488m)にたどりつく。
火山の手前の登りで、若干、足が痙攣気味だったが、Tさんから分けていただいた漢方薬のおかげで、おとなしく収まってくれた。Tさん有難うございました。
最近、足に痙攣がくる。筋肉への酸素補給が不足するときに起きると、山の本には書いてあった。なにかにつけ、○○のめぐりが悪い。
八畳岩の上からは、祇園山本や春日野団地が、一目、眼下に見渡せる。
このあたりの山々のほとんどの山頂には、岩がある。 ということは、長年の雨水などの浸食で、周りのやわらかい土が、谷として削られ、岩の部分が高く、残ったということか・・・
権現峠(ごんげんたお)の近くのコルの岩場で、一息。
JRのマイクロ無線電波の反射板が聳え立つ、丸山(457.6m)で、待望の昼食!
場所が狭かったので、山道の路端で、通行人の方に挨拶をしながらの食事。
このコースはインターネットでは、「広島アルプスルート」と呼ばれたり、
「広島南アルプスルート」と呼ばれたり、
「西区やまなみハイキングルート」の看板もあり、人気のルート。
日曜のせいもあり、何十人かのハイカーとすれ違ったり、弁当に居合わせたりした。
本日の我々のルートの最後の山、大茶臼山(413.m)は、TVや電話などの無線の設備や建物と無線タワーがあちらこちらに林立、占拠して、頂上の広場は、岩場と駐車場のスペースぐらい。
自分の若いころから、広島市内在住の住民として、この茶臼山のTV中継にはお世話になっており、まあ、いいか。
展望岩にさしかかる、立石城跡の説明板がある。
西区、山田団地の反対側の山を、切り開いて作られた大団地。
山の元の住民である、動植物達は、どうしたのかな?
イオンのショッピングモールが進出すると聞いている。
急な坂を下りると、そこは己斐峠。
国泰寺の大伽藍屋根が見える。
坂の真下にバス停運よく、我々が坂からおりたら、待ってましたとばかり、BONバスがやってきた。皆で記念写真を撮る間もなく、あわてて、バスに飛び乗り、JR己斐駅に向かった。