Wednesday 25 July 2018

宮島弥山 535m (Miyajima Misen)

今回の寄稿は増田さん
7月22日 明日山会 弥山登山    
宮島口フェリー乗り場にM4名W4名計8名8時半に集合 港拡張工事の為いつもより倍の距離を歩き損した気分が 全員ボックス席にすわれ得した気分に変わる。 

大元公園の水族館側から見える厳島神社の大鳥居


船は10分で港に到着 トイレを済ませ9時に出発 
今日も35℃以上の気温が予想され 熱中症対策を十分にするよう
繰り返し報道がなされている。
宮島の鹿さんたちも、この暑さにはしかたないと・・

晴女Kさん シャツシャワーなるスプレー液を全員にサービス
体が冷やされて気持ちがいい 次々と新商品に驚くばかりです。
 
今日の登山ルート 登り大元谷コース下りは紅葉谷コース熱中症対策ルート。

厳島神社先端の砂浜を歩き、大元公園まで近道


干潮時間なので厳島神社先端の砂浜を歩き大願寺から海岸線沿いに水族館そして
9時30分大元神社に到着。
大元神社 絵馬が奉納してある
大元神社では、宮島で有名な御鳥喰式があります。 7恵比寿神社を船で回り神鴉に吉凶を占っていただく神事でその終了後に 絵馬を奉納する神社が大元神社で厳島神社より古いとされています。
大元の名前の由来を残しているのかもしれない。

緩やかな道を上ると大元公園に到着 鹿の家族が穏やかに腰を下ろし草を食べています
30頭以上の大グループで 厳島神社周辺の鹿に較べマナーが良く毛並みが
美しく感じられます。

鹿のファミリー達 オスを中心に木陰で涼をとっています

 少し登ると樅の木の巨木に圧倒されます
案内板によると海抜300メートル以上にしか群生しない樅の木が海抜に近いところに
群生しているのは非常に珍しく研究の対象になっています。とのことです。

Mさんの樅(モミ)の木の解説に、聞き入る


更に少し登ると
日本3大奇襲合戦厳島の戦いの最大の場所にでます。戦利の首を池で洗いその血で川が赤く染まったそうです。以後その怨霊が災いをもたらすので100年後に慰霊碑を 
たて供養したそうです これが血仏といわれています。
慰霊碑の写真を撮るとその部分が赤く映るらしい?

登山道に戻りしばらく歩くと「4町」の町石を見つけます。

4町」の町石

仁王門あたりに22町の町石があります
ちなみに紅葉谷、大聖院は1丁の表示になります。
仁王門あたりで18丁になります。
大元ルートは奥の院を目指した標識 紅葉谷と大聖院ルートは弥山山頂を目指した
標識と言われています。

4町から20分ほど富士山の形をした岩がありますその名のとうり 富士山岩
岩の高さ8mです

富士山の形をした富士山岩

5分ほど登ります 8町 の町石です。更に
急勾配を上ると蝉の鳴き声に出会いました。Nさんがコーラスと呼びました
確かにパートごとにハモっています。

11時に休憩 飴の支給があり元気を取り戻します

5分ほど登ると風穴岩に到着 弘法大師を祀る祠があり 冷たい冷気が有り難い
側を離れたくない。

冷たい冷風気が有り難い


そこから
10分ほど登ると 17町 駒ヶ林の断崖壁
右に少し下れば 弘法大師 修行の岩屋大師

石室の空間、パワースポットです

このあたりが岩の大元の景観を讃えられてところ。

80mの岩壁沿いに10分ほど登れば乗っ越し 弥山と海が見える
このルート最高のポイント

 乗っ越しを下り左に駒ヶ林を見ながら10分ほどで仁王門ここで小休憩
最後のラストスパート水掛地蔵さんにお参りを済ませ
干満岩経由で弥山展望台に到着12時20分

弥山山頂の大岩の前にて

新しいシャツに着替えて昼食 優しい女性の差しいれで幸せな食事でした
下山時刻2時と決めて展望台の座で 
Nさんの白馬岳に関する情報や心構え時間、お金など丁寧な話がありましたあと10日余りです。
展望台の座では昼寝をする人 展望する人 ザッダンする人 時々爽やかな風が吹く

弥山山頂の大岩付近からの眺め その1



弥山山頂からの眺め その2 

弥山山頂からの眺め その3


2時に下山開始
紅葉谷コース風がない 熱い 
海軍省 8丁 地点 谷に下りて顔を洗う 気持ちがいい

谷にのせせらぎにて ほてった顔を洗う 救われる!

4丁地点 土砂崩れで水道菅露出 近くのトイレ使えない

15時30分海軍御用達 紅葉荘 にて休憩 かき氷 を食べる
今年はじめて 300円は安い

16時20分フェリ-にて宮島にお別れ 16時35分解散
お疲れ様でした。

西日本を襲った記録的な豪雨と災害により目的地府中市にある岳山から
安全が確認された宮島弥山登山へと変更になりました。

4月大田市地震による 大江高山 の変更もあり 災害を身近に感じます

自分の身は自分で守れるようにしたい と思います。