4月22日(日曜日)
今回は男性7名、女性5名の参加で、山口と島根県県境の十種ケ峰に登る。
御食主命(みけぬしのみこと)が『十種の神宝』をこの山に埋めたのが山の名の由来とのことで、標高差が約600mの片道2時間の山行である。
十種ケ峰 (山口富士) 986mh |
7:30コム出発
良い天気の中廿日市ICから高速道に入り熊毛ICで出て、県道8号―R376―R315と走りR9を横切り少し行ったところで右折し登山口の神角八幡宮に向う。
途中トイレタイムでR9と交わるところにあるスーパーに寄るが、そこから今日登る十種ケ峰が見える。長門富士との異名があるだけあって一際目だっていて存在感があり、結構な高さがある。
10:00神角八幡宮到着
境内には常設のトイレのほか簡易トイレも2台用意され受入れ態勢は完璧です。
駐車場脇で地元の産物を売っていた女性が『ヤマシャクヤクが今最高ですよ』との事、例年なら5月の連休に見頃を迎えるそうだが、今年は桜も早かったようにヤマシャクも早かったようだ。ラッキー。山を変更して良かったー。
その民家の人が筍を大200円小100円で売っていて、欲しい人はお金を払い帰り持ち帰るからと取り置きしてもらっていた。
少し進むと猪避けのネットの横に大椿が地蔵さんを飲み込んだ生木地蔵なるものがあり、祠も新しく造ってもらい地元の人に大切にされているようだ。
11:25ヤマシャクヤク到着
沢を登ったところから尾根に出るまでに白いヤマシャクヤクが斜面全体に大群生!花の出迎えに疲れも吹っ飛ぶ。暫しヤマシャク観賞に浸る。
登山道には花の気持を表した面白い看板も掲げ、地元の人がこの花を大切にしているのが良く解る。
ヤマシャクヤクが沢の斜面に広がる |
暫し、ヤマシャクヤクを観賞 |
美しくも可憐な花、 美人の呼び名はこの花から、「立てばシャクヤク・・」 |
登山道には花の気持を表した面白い看板も掲げ、地元の人がこの花を大切にしているのが良く解る。
みんな笑顔でカシャリ! |
山頂の大広間は、360度の見晴らし |
遠くから蒸気機関車の汽笛が聞こえるが日曜日なので山口から津和野間を蒸気機関車が走っているのだろう。
頂上で楽しい弁当の時間
寒い季節は味噌汁とかカップ麺とか温かい物を持参するが、もう誰一人として温かいものは持って来ていない。
13:10下山開始
下山路では権現社に寄る。
思いの他粗末な社だけど信心深い年長者は深く頭を垂れてられる。
下山路脇にスミレが沢山咲いている箇所があり、スミレロードと銘銘しようと勝手に言っておられる。
山頂のすぐ近くに権現社 |
下山路の道端にはスミレの花が沢山見られる |
スミレの花一輪 |
里に下りると駐車場への近道ですと田圃のあぜ道を案内している。この地区の人の優しさが嬉しいですねぇー。
登山道沿いにはヤマシャクヤク・スミレ・エンレイソウ・マムシグサ・キンランソウ・ショウジョウバカマ・イカリソウ、ハルリンドウ・カキドオシ・ヤマネコノメソウ等々花の多い山です。
この時期、里の人のご好意により、駐車場まではあぜ道を通れる |
14:35駐車場到着
駐車場の地面に銀杏の実が敷き詰めたように落ちている。少しだけ拾って帰るが、こちらの人は銀杏を食べないのかな?
14:53神角八幡宮出発
途中、ソフトクリームが大好きなNさんが古希の誕生日とのことで彼に皆でソフトクリーム1ケプレゼントする。
16:50コム到着
今回もヤマシャクヤクの大群生も見られ楽しい山行でした。
次回の船通山も楽しみです。