Tuesday 18 April 2017

大将軍山(Daisyougun Yama), 銭壺山(Zenitubo Yama)

                    香口さんの投稿です)            大将軍山(432m) 銭壺山(540.1m)
2017年4月9日
3日前は80%雨の予報で、今回の山歩きは中止だろうと思っていたが前日には晴れとの予報・・、春の天気は定まりませんね。それとも晴れ女のせい・・。
今回の山は岩国市由宇の西側の背に広がる大将軍山(432m)と銭壺山(540.1m)と、何とも興味をそそられる奇妙な名の山歩きです。

今回は用事があるとの事で参加者が少なくなり少し淋しい感じとなりましたが、年を取っても用事があるのは良い事ですね。以前講演で高齢者に大切なのは『きょういく』と『きょうよう』だと聞いた事があります。『きょういく』とは今日行く所があり、『きょうよう』とは今日用事があることだそうです。

由宇文化スポーツセンター
しかし年は取りたくないもので、西方面に行くのに五日市ICに行ってしまい余分の時間とお金を費やしてしまうし、高速道で由宇に行ったことがないので玖珂ICを降りて岩国方面に走り玖珂に戻ってしまい散々な事に・・。結局由宇の文化スポーツセンターには40分遅れの955分着となってしまいました。しかし登山日を変更したのがぴったり当り、満開の桜の下の山歩きとなりました。
満開の桜

段々畑越しの由宇の町
山へは切畑地区まで車道を歩くのですが途中の段々畑はミカンが植えてあるが、手入れが行き届いていない所も見てとれ、先人が苦労して石を積み耕して作った畑がこうなると少し残念な気持になります。

そう言いながら景色は良いのでラッキーな感じです。
道標
大将軍山は地区の信仰の山で以前は大祭の時は学校も休みで町中の人が集ったそうです。
道沿いには道標(丁石)や石仏があり、往時は多くの人がお参りされたのだと偲ばれます。名前の由来は大島の領有権を巡って周防の大内氏と伊予の河野氏が争い、大内氏が内偵に出るが霧が濃くて様子が掴めなかったが八将軍の一つ大将軍に一心にお祈りしたら霧が晴れ様子が掴め大内氏が勝利したのに因み名前がついたと看板に書いてあり納得しました。

大将軍山への道
切畑地区を少し進むと左側に大将軍山と看板の掛かった山道があり、当然明日山会としては左側に進みます。

三の鳥居
急な偽木の階段を登り九丁の時点で少し休み、参道を進み1の鳥居2の鳥居と進み3の鳥居に到着。

そこから急な石段を登り詰めると大将軍山頂上の霧峰神社です。(11:35到着)
大将軍山頂の霧峰神社
何時もならここから素敵な瀬戸内の景色が見えるのでしょうが靄で遠望がきかず残念。後から考えたら真剣にお願いしたら靄も取れ見通し良くなったはずなのに・・。

大将軍山を下り車道に出るが又左側の山道に入る。次の銭壺山は看板の情報によると海賊が略取した銭を壺に入れてこの山に埋めていたとか・・、定かではありません。
ふれあいパーク前を通り銭壺山頂上への到着は12:45で、それからは満開の桜の下、楽しい食事を取り集合写真を撮る。
銭壺山山頂にて
銭壺山から西に昨年大汗かいて登った琴石山と三ケ嶽が見える。あの時は良く歩たなー。
琴石山・三ヶ嶽遠望
銭壺山は別名目舞いケ岡と言い見通しの良い日は四国の石鎚も見えるとの事だが今日は大島が半分くらい見えるだけで残念。
銭壺山を後にして長閑な山郷の道を歩き、由宇文化スポーツセンターへと向う。
振り返れば、大将軍山、銭壺山
途中ワラビが沢山生えている所があり、暫し山菜採りを楽しむ。

 文化スポーツセンターが近付き振り返れば今日歩いた2つの山が見える。
今日も良く歩きました。今日はワラビを採ったりし、ゆっくりのペースだったのと到着の遅れた事と相まって文化スポーツセンターへの到着は大幅に計画より遅れ15:50となる。帰途は夫々とし、文化スポーツセンターでお開きとし広島へ。
私達はゆっくりと下の道を通って帰ろうと少し進むが、今日は行楽(花見)の最適な日とあって由宇を出てすぐ混み始め、これはダメだとUターンして高速道にて帰る。


今日も楽しく山歩きができ、健康に感謝した次第です。