Wednesday, 2 March 2016

倉橋火山 ・ 後火山

2月28日(日曜日)晴れ

 今月は、宮島の弥山に続いての島めぐり、倉橋島の火山(408mh)、後火山(456mh)。
山の麓は、倉橋で有名な、桂浜温泉や海水浴場があります。
スタートは、温泉の駐車場からです。
火山(408mh)
島の山といっても、海抜ゼロから急登になり、結構、山に登る感じを抱かせる山です。
見透しの良い日には、山頂から、瀬戸内海の沢山の島々、遠くは四国、愛媛の大島あたりが見渡せる絶景ポイントです。

 今回から、松浦さんが、この会のメンバーに、新しく加わっていただきました。お見かけすると、健脚のようです。今後ともよろしくお願いします。総勢12人にぎやかに出発です。

風化して柔らかい部分が無くなり面白いオブジェのような岩
お天気は、予想以上に良くなって、この時期としては、珍しく、気温も上がり、着ているヤッケや、分厚い防寒着を、歩き出してから。20~30分のところで、着替えてしまい、「イヤー半袖を持って来れば良かった!」、という声があがりました。ほんと熱かった!その日の、最高気温は14℃ぐらいでしょうか。

山からの眺めは、朝のうちは、空中の水蒸気で、ちょっと霞がかかった状態です。近くの島は良く見えるのですが、遠くの島影が太陽の柔らかい日差しの中に、ぼんやりと見える程度でした。

 昼を過ぎても、霞は少し残って、遠くは見通せるとまではいきませんでしたが、のどかな、春の瀬戸内海の風景が眼下に広がっていました。
あずまや展望台付近から火山や江田島市方面を望む

火山と後火山の鞍部にある、分岐点休憩所へたどり突く。 なんとそこには…駐車場がある。
そこをやりすごして、後火山(456mh)へ登ったが、頂上の三角点が見あたらない。

火山、後火山の間にある鞍部、正面は火山
しばらく、進んで、頂上らしいところを確認して、あずまや展望台まで引き返す。

あずまや展望台により、昼食休憩。 昼食はあずまや展望台の横に火山が一望できる岩屋の上で弁当を広げる。その後、火山をバックに記念撮影。
皆さん、良い顔をしてます  火山をバックに
火山の頂上は、巨大な石が鏡餅のように重なって壮大な様相を呈している。
ここは、他の登山グループの方々(約30人)と一緒になり、大賑わい。
鞍部から火山へは丸太で土止めした急な階段が続く

火山の頂上は倉橋島の屋根の尖塔部。ここからの眺めは、365度開けた大パノラマ。瀬戸の海、様々な形の島々、島と島を結ぶ巨大ブリッジなどが、眼下に展開している。

増さん「瀬戸内海の海は、見る角度により、その姿形は変わりますね!」

増さん「遠くにうっすらと見えるのが、かの知られていない鹿島大橋・・」

火山の頂上岩のトップから桂浜を眼下に望む

火山の頂上岩のトップから後火山方面

火山の山頂はハイカーのラッシュ、賑わっています
下山も、同じ登ったコースをたどる。登山時には気が付かなかったが、石仏と番標識が道端のところどころにある。番号が上に登るほど、若くなっている?
 
お札めぐりのコースが、遊歩道になっており、別のコースから始まり、我々が登った登山道に途中から合流し、下りの登り口で終わっているから。
 中本さんから、秋になって、ここの紅葉がきれいになればこのコースの散策が楽しめるとかお薦めがあった
道中に、第75番~71番、それぞれの石仏と番標識
この石に、彫ってある文字がわかる人はいませんか?

香口さん{後火山の頂上の大きな石に確か同じような字が掘り込まれていました。
何て書いてあるのか解らないけど・・」
 麓に近い山すそに、ダムと思わせるような巨大な岩肌が見える。あれは何んだ?

香口さん「何かと思えば石切場の跡だ。電車の軌道の敷石に使われたり、
国会議事堂にも採用され『議員石』と呼ばれるようになったとか・・」
中本さん「思いがけず、良い天気になり、大満足! 倉橋は、海の中の島だと思って、山には縁が無いかな!と、思ってましたが、なかなかのハイキングコースでした。
晩秋のアベマキ林の紅葉のころに、再度行ってみたいところですね。

香口さん「今回植物に関してはタラが結構あったけど、まだ芽が殆ど出ていない。他に見るべき花は無かったなー。
速く下山したので鹿島・鹿老渡まで足を延ばして見てくれば良かったなと、後から思った次第です。 しかし、てんきも良くほどほどの山歩きでした。

高木さんからは、「予想外」という感想で、次のようなコメント。
「桂浜 夏の海水浴シーズンならいざしらず 冬の倉橋の端っこに 団体バスなど 人が多かった。北より南と 思うことが一緒ということですね~
 暑かった! 気温がそこそことは思っていたけど 上り始めてすぐにシャツ一枚
長袖だったけど半そででいいという感じ。
 中本さんが、もう少しで下に着くところ、木の枝先で目を突いて、枝が眼球を突き破るとこだった。暫く、目を抑えていたが、少し、痛みが残っているようだったが、まぶたで、とっさに守ら守ったようで、大事ににはいたらなくて良かった
 天気がよければ愛媛までの眺望だったと思いますが 瀬戸内海まずまず
大岩のある火山 手ごろな登山でした。」

今回は、天気はまずまずでしたが、高木さんのコメントにあるように、人で賑わったし、熱かったし、また、中本さん、すんでのところで大事に至らずで、幸いでした。
今後、目の前の枯れ木の枝先は、わかりにくいので、特に注意する必要がありますね。